ノエビアスタジアム神戸で、「混雑緩和」と「経済活性化」を促す実証実験がスタートしました。
この実験は「神戸大学」と「楽天モバイル株式会社」、そして神戸市に本社を置く電機メーカー「株式会社デンソーテン」の3者が共同で行っているもの。
試合終了後に帰宅者が集中する「時間」と「場所」を分散させることで、混雑緩和の実現を目指しているそうです。
イベント開催時の「ノエビアスタジアム神戸」周辺では、近辺の駅構内・スタジアムから駅に向かう道路の混雑が地域課題となっています。
専用スマートフォンアプリで会場周辺の「混雑状況」が確認できたり、会場内での待ち時間によって「インセンティブ(ポイント)」を付与することで、来場者に待機を促し、帰宅時間を分散させることがねらいです。
もらえるポイントは「グッズ販売店」や会場周辺の「提携店舗」で使用可能な『クーポン』に交換できるんだとか。ポイントを活用するために「寄り道」することで、混雑する場所の分散・会場周辺の経済活性化も図っています。
アプリ画面イメージ
そのほかにも、スタジアム内の混雑状況を「ライブ配信」したり、試合終了後に会場内でのみ利用できる「ヴィッセル神戸のクイズ」、混雑を避けてタクシーに乗れる「配車手段」の提案なども実施されるそうです。
この実証実験はすでに10月2日(土)の試合で実施されており、これから10月16日(土)・11月3日(水)・6日(土)・27日(土)にも同じ実験が行われます。
混雑緩和が実現すると、試合後にあまりストレスを感じることなく帰宅できそうです。
◆関連リンク
・ノエビアスタジアム神戸 – 公式サイト
・国立大学法人 神戸大学 – 公式サイト
・デンソーテン-DENSO TEN Japan- – 公式サイト
・楽天モバイル – 公式サイト
ふうか
基本どこへ行くのも徒歩で移動します。
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