旧居留地の「神戸銀行協会ビル」がすっかりなくなってる。次に建つビルの雰囲気も分かってきた


在りし日の「神戸銀行協会ビル」(2022年撮影)

旧居留地のレトロな建物が取り壊されて、なくなってます。


神戸市中央区江戸町91-1

三宮・東遊園地の西側にあった「神戸銀行協会ビル」は、1951年に建てられ大理石の列柱やタイルの外壁、縦長や丸の窓が印象的なビルでした。

詳しい場所などは、以前の記事でご紹介しています。

旧居留地のレトロな「神戸銀行協会ビル」が取り壊され、新たにオフィスビルになるみたい

2022年3月23日

1枚目の写真と、ほぼ同じところから撮りました。「神戸銀行協会ビル」は跡形もなくなり、隠れていた周囲の建物が見えるようになってます。

70年以上あったものが、すっかりなくなったと思うと切ない気分です。

仮囲いの向こうでは「地盤改良工事」が行われ、まもなく次に建つビル工事の安全を祈願する「起工式」が行われるタイミング。


画像:神戸土地建物株式会社 パンプレットより

新たに建つビルの情報が公開されてます。「91番地プロジェクト」と題して、「景観」と「環境」に配慮した11階建てのオフィスビルになる計画です。

低層部はタイル張りで、神戸銀行協会のデザインエッセンスを受け継いでいるとのこと。

2階から11階まではすべて「オフィス」となり、20台分の「駐車場」も設けられます。


画像:神戸土地建物株式会社 パンプレットより

街行く人たちに関わってきそうなのは、1階の店舗スペース。南側東側ともにガラスの開放感のある雰囲気になるみたい。

テナントは、飲食店がイメージされてるようです。

ビルの完成は「2025年4月末予定」。どんなお店が入るのか、気になりますね。

◆関連リンク
神戸土地建物株式会社 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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