長田区にある西日本初の本格フライトシミュレーションが楽しめる『テクノバード』に行ってきた。誰でもパイロットになってテイクオフ

2017年2月にできた西日本初の本格フライトシュミレーションが楽しめる施設『テクノバード』に行ってきました。東京にはこういう施設はぼちぼちあるそうですが、『テクノバード』は神戸のみならず西日本初だそうです。

神戸市長田区神楽町2-3-2

場所は新長田の駅から徒歩8分くらいの場所になります。三宮駅から新長田駅は各停で10分くらいなので、合計20分もかからず行ける距離。ビルの5階に入っています。エレベーターで上がって降りた場所には、その気にさせるマット。

一番最初の写真は、エレベーターを降りて部屋に入るところの様子で、飛行機に搭乗する感じが再現されています。

こちらが、「ボーイング737」のシュミレーター。いわゆる旅客機です。右側に写っているのは『テクノバード』の代表をしている伊藤さん。伊藤さん自身も実際に空を飛べるパイロットみたいなので、この施設のクオリティーも納得って感じです。

こちらが見やすい用にパカっとした様子。コックピットへのアプローチも再現されていますが、人数が多いときなど操縦席が見やすいようにアプローチ部分だけパカっとしてくれます。

こうしてくれると、フライト体験している人の後ろから操縦桿（そうじゅうかん）から手を離せないのをいいことに、「そこ右！」「貴様！左！」「この前貸した500円返せ！」とかの野次が飛ばしやすいので、みんなで行っても楽しいと思います。

パイロットによる「ボーイング737」のデモフライト。コックピットもそうですが、操縦席から見える外の様子も再現されています。とりあえず、本当に全部を覚えているのか「このボタンなんだ？」と聞いてしまいそうになるくらい操作する所が多そう。

テイクオフ。一番カッコいい瞬間ではないでしょうか。体験する場合は、初心者でも楽しめるように自分で操縦しながら、隣から色々とサポートしてくれます。

パイロット２人とも制服を着ていますが、初回体験時のみ無料レンタルが可能です。あとは、自分でグラサンを持っていけば、ほぼパイロット。

伊丹空港に着陸する様子。地形はもちろんですが、建物などもある程度再現されていますので、方向・角度・高度などが思っているよりリアル。見ているだけで変に足を踏ん張ってしまいました。VR（バーチャル・リアリティ）的な感じなので、感度が高い人は酔う人もいるかも。

着陸する時に、コックピット全体がきしむ感じがあったのですが、コックピットを支える足元を見ると、振動を発生させる機械がありました。黒いニョキっとしたやつです。

こちらがもう一つのシュミレーター「セスナ172」。コックピットのボタンなどは旅客機より少なく簡単そうだったので、体験してみました。

さきほどの「ボーイング737」もそうですが、飛行コースは神戸空港からスタート。ある程度コースは選べるのかもしれませんが、目視でも場所をつかめるので、知っている場所を飛行する方が楽しめると思います。

「もうちょっとうまく操縦できそうだ」と思いながら、前の人のフライトの様子をニヤニヤして見ていたのですが、自分でやってみると完全に空のヤンキー状態。操縦桿（そうじゅうかん）を握ることも初めてだったので、かなりフラフラしてしまいました。

感覚的には、マリオカートで初めてクッパを使った感じです。右に旋回して行き過ぎたので左に旋回。行き過ぎたのでまた右に旋回の繰り返し。ただ、スタッフのフォローもありますので、最終的な着地はソフトランディングできました。

それでは最後に料金の紹介です。

初回以外の利用については、会員になって利用する形になりますので、詳しくは公式サイトでご確認を。

個人的には、自分で操縦することはもちろん楽しいのですが、後ろから人のフライトを見ながらの野次るのも楽しかったです。何人かで行ったら自分もできて人のも見れるので、楽しいアクティビティになるんじゃないでしょうか。

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