「阪神・淡路大震災」の発生から29年。そして、年明けから大きな地震の被害を目の当たりにした年。「1.17のつどい」には多くの人が足を運んでます。
神戸市中央区加納町6-4
画像:神戸市広報Xより
6434人が亡くなった「阪神・淡路大震災」から29年となった2024年1月17日。
東遊園地では「1.17のつどい」が行われていて、地震発生時刻の午前5時46分には約6000人が黙とう。
去年よりも1000人多くなっているそうで、コロナ禍ではなくなっただけでなく、元日の石川・能登地震の影響もあるのかもしれません。
東遊園地の広い方の芝生広場に竹や紙の灯籠で、「1995 1.17」「ともに」の文字が形作られてます。
「ともに」には、震災経験を若い世代と語り継ぎ、能登半島地震の被災者に寄りそう思いなどが込められているとのこと。
竹灯籠には、「絆」や「命」といった文字や「石川のみんな がんばろう」というメッセージが書かれているものもあります。
一角には石川の被災地の状況を想像させる「非常食」が、「今 避難所で食べている食事です!」というメッセージと合わせて展示されてます。
その横には「募金箱」が置かれ、「被災地支援」と「1.17の集い存続」のため協力が呼びかけられてました。
石川・能登へメッセージを書く場所が設けられてます。「がんばろう神戸」を合言葉に震災を乗り越えた街から、ともに「がんばろう能登」というメッセージ。
震災を経験した人だから送れる思いが綴られ、届けられるのではないでしょうか。
「1.17のつどい」は、1月17日(水)17:46にも「黙祷」の時間が設けられ、 21:00まで行われる予定。
その後、19日(金)から「ルミナリエ」という形で追悼の灯りがともされることになります。
◆関連リンク
・阪神淡路大震災1.17のつどい – 公式サイト
・神戸ルミナリエ – 公式サイト
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
ライター一覧