パンの街で知られる神戸には、数多くのベーカリーがあります。
三宮・元町など街の中心部にあるお店も魅力的ですが、住宅街にひっそりと佇むような地元の人ぞ知る「穴場系のパン屋」でお気に入りのベーカリーを見つけるのも楽しみの一つ。
今回は「垂水区」に注目!地元を中心に人気のベーカリーを5店紹介します。
Index
BREADMAN
画像:Instagram(@okonomiyaki_nasu)より
『BREADMAN』は2022年12月にオープンした、国産小麦、高加水パンをベースとしたパン屋さんです。上高丸団地のバス停から徒歩7分の場所にあります。
看板商品はイタリアの国民的なパンである『チャバタ(205円)』。
小麦に対して加水120%と水分が多く、「手ごね」で手間暇かけて作っています。そうすることで気泡が大きくなり、みずみずしくモチモチ食感のチャバタができあがるそう。
塩味もしっかりついてるので、そのまま食べてもおいしく食べられますよ。
『パンペイザン(1,080円)』も看板商品で、独自の皮はパリパリしており、中はプルプルの仕上がりです。塩分も控えめなので、トーストにしてオリーブオイルや塩、バターだけでも美味しく食べられるんだとか。
カットしたものを購入するのも可能で、1/2カットが 540円、1/4カット が270円となっています。
「パンの詰め合わせセット」を自宅まで配送してくれるサービスもあります。申込ページ から注文できるので、気になる人はチェックしてみてください。
住所
神戸市垂水区高丸8-13-12 MAP
営業時間
10:00~20:00まで(土曜のみ22:30まで営業)
定休日
日・月曜日
◆関連リンク
・BREADMAN – 公式サイト
・BREADMAN – 公式Instagram
オマケパン
『オマケパン』は神戸市バス「舞多聞西7丁目」で下車して徒歩1分ほどの場所にあります。
店名は、子どもの頃にパンへおつかいに行ったとき、「これ持っていって!」とおまけを渡された思い出を、忘れずにやりたいという思いから付けられたそう。
パンは国産小麦を100%使用しているので風味がよく、そのままでも美味しく味わえるみたい。
パンのおいしさをより引き立たせるため、「ソース」「ジャム」「カスタード」などは自家製のものを使用しています。
お惣菜系のパンをはじめ、フルーツサンドやマフィン、デニッシュ系など種類豊富なパンが揃っています。
一番人気の「パンドミー(330円)」は湯種製法(パン生地に使用する小麦粉の一部に熱湯を加えてこねることで、一晩寝かせるとお餅のような生地になる製法)で作っています。
生地はしっとりしており、小麦の味がしっかり感じられるんだとか。
菓子パンの上にラングドシャ生地をしぼって焼き上げた「オマケパン風ボウシパン(160円)」。
無塩バターをたっぷりと使用しているので、バターの香りを楽しめますよ。カリカリとふわふわの食感を味わえる商品です。
パンを購入すると、「ラムネ」「カルピス」「コーヒー」のうち1つをおまけとしてもらえるみたい。ドリンクサービスは、子どもたちも喜んでくれそう。
住所
神戸市垂水区舞多聞西8ー10ー6 MAP
営業時間
月~金 8:00~18:00
土・祝日 7:00~18:00
定休日
日・月曜日
※月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日が休業になります
◆関連リンク
・オマケパン– 公式サイト
・オマケパン– 公式Instagram
石窯パン工房 マナレイア 神戸ジェームス山店
『石窯パン工房 マナレイア 神戸ジェームス山店』は、2015年10月30日にオープンしたパン屋さんです。
スペインから輸入し、職人の手で完成させたという「石窯」で焼いたパンは遠赤外線効果で、外はパリッと、中はもちもちとした食感に仕上がるんだとか。
人気ナンバーワンの「玉子焼きサンド」はマナレイア食パンに、藤橋家さんの夢美人卵をたっぷり使用している商品。夢美人卵はモーツァルトを聴いて育った鶏が産んだ卵で、通常の3倍ものビタミンEが含まれています。
辛子マヨネーズとシャキシャキきゅうりがアクセントになっています。
カレーパン(牛バラ)
カレーパンは「牛すじ」と「豚バラ」の2種類があります。丁寧にじっくりと煮込んだ自家製カレーが、おいしさの秘密だそう。辛すぎないので、お子様でも食べられるみたいです。
9:00~10:00までは、お店自慢の食パンとサラダ、コーヒーがセットになったモーニングメニューもありますよ。
カフェースペースもあるので、晴れた日はゆったりとカフェ時間を過ごせそうです。
住所
神戸市垂水区青山台7ー5ー1 MAP
営業時間
9:00~18:00
定休日
なし(年始の1月1日、2日は休業)
◆関連リンク
・自家製天然酵母の石窯パン工房マナレイア – 公式サイト
・マナレイア神戸ジェームス山店– 公式Instagram
パン処 とと屋
『パン処 とと屋』は2023年12月に8周年を迎え、ご夫婦で営んでいるパン屋さんです。住宅街にひっそりと佇む店の入口には、食パンのイラストが描かれたのれんがお出迎え。
店内は木のぬくもりを感じられる空間で、窓際の棚にパンがずらりと並んでいます。
「出汁パン」の生地には水の代わりに出汁を使い、細かく刻んだ昆布とかつお節を混ぜ込んでいるそう。噛めば噛むほど小麦と出汁の旨みを感じられる商品です。
食パンは「もっちり食パン」「北野坂食パン」「ハード山食」に加え、土日祝限定の「湯種食パン」の4種類が用意されていますよ。焼き上がり目安が看板に書いてあるので、それにあわせて買いに行けますね。
土日は売り切れが早い場合もあるので、予約か取り置きがおすすめみたいです。
住所
神戸市垂水区南多聞台1丁目7-14 MAP
営業時間
平日 7:00〜17:00
土・日・祝日 7:00〜15:00
定休日
火曜・第3水曜日
◆関連リンク
・パン処 とと屋 – 公式Instagram
パン工房 小麦庵
『パン工房 小麦庵』はJR 垂水駅から徒歩3分の場所にあり、「朝が待ち遠しくなるこだわりの食パンたち」をコンセプトに、常時15種類の食パンを販売しています。
食パンのなかでも特に人気なのが「おいしい食パン(1.5斤 520円、1枚売り70円)」です。
店主が「どこにも負けない食パンを作りたい」と言う思いで専門誌を読み、遠方まで食パンを買い求めるなど、試行錯誤を繰り返して誕生した商品だそう。
天然酵母を使用し、72時間かけて熟成発酵させ旨みを引き出しています。
「極(2,200円)」は、1週間かけて低温で発酵させることで、小麦の旨みを最大限に引き出しているみたい。「極」は予約商品なので、7日前までに予約をお忘れなく。
そのほかにも42種類の菓子パンがあります。
厚切りベーコンとポテト、チーズをたっぷり詰め込み、ガーリックバターで焼きあげた「厚切り ベーコンチーズフランス」。
やわらかな菓子パンの生地に大豆バターを挟んだ「ソイバターサンド」なども。
食パン好きの人は、自分好みの商品に出会えるのではないでしょうか。期間限定の食パンについては公式Instagramにて発信しているので、ぜひチェックしてください。
住所
神戸市垂水区神田町4ー26 MAP
営業時間
平日 9:30〜18:30
土・祝日 9:30〜18:00
※ただし完売次第閉店
定休日
日曜日
◆関連リンク
・パン工房小麦庵 垂水駅前 – 公式サイト
・パン工房 小麦庵 垂水駅前 – 公式Instagram
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あい
カフェ・パン屋巡り、手帳、読書が趣味です。休みの日に気になったカフェで、のんびり過ごして癒されるのが好き。雑貨屋で可愛いものを見つけると、ついつい寄り道してしまいます。
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