「みなと銀行」が2025年入社から『初任給』を25万円に引き上げるみたい。県内金融機関では最高額に

「みなと銀行」が、2025年4月に入社する新入社員の初任給（大卒）を25万5,000円にすることを発表しました。

神戸に本店を置く唯一の銀行

1949年創立で創業75周年を迎える「みなと銀行」は、神戸市内に本店を置く唯一の銀行です。2021年4月から「りそなグループ」となりました。

店舗数は2023年9月末時点で兵庫県内に101店、大阪府に3店、東京都にも1店あります。

「地域のみなさまとともに歩む」ことを企業理念に、地域との密接な関係づくりに取り組んでいて、金融・情報サービスの提供を通じて地域に貢献しています。

会社と従業員の持続的な成長のために「人財」が重要と考え、新たな「中期経営計画」では従業員の成長支援の強化や働きがい・働きやすさの向上などを実現するため、人的資本投資の拡充を盛り込んでいます。

「人財」重視、初任給はこの2年で5万円アップ

2023年に、従業員のベースアップ（月額 一律7,500円）と、2024年4月に入社する新入社員を対象とした「初任給」アップを実施しました。

さらなる採用競争力を向上させるため、2025年4月の新入社員を「初任給」をアップするそうです。

初任給の引き上げは2年連続で、2025年4月より、高校卒は20万5,000円、短大卒は22万5,000円、院卒・大学卒は25万5,000円になります。

兵庫県内に本店を置く金融機関では最高額になるそうです。

すでに入社しているみなと銀行社員については、25年入社組を下回らないように調整するみたいです。

初任給「25万5,000円」は県内企業のなかでも高い水準。学生の志望業界・企業選びへのインパクトは大きそうですね。

◆関連リンク
・みなと銀行 – 公式サイト