塩屋にある『フォルトゥナの瞳』のロケ地で「絶景」を堪能。行列のできるカレー専門店でランチも

下町情緒ある商店街や、歴史ある洋館が建つ街並みの中に、おしゃれなカフェやこだわりのショップが点在する塩屋エリア。神戸市の中でも「海と山が近いエリア」のひとつで、細い路地と、急坂や階段がまるで迷路のように街を形成しています。

残暑が和らいだ今日は、そんな坂のまちの散策へ。 行列のできるカレー屋さんでランチをして、映画のロケ地にもなった「塩屋らしい景色」を楽しみます。

今回、ご一緒にまち巡りするのは、読者リポーター・ももさんです!

行列のできるカレー専門店でランチをする

駅から山側につづく細い路地を進むと、ちょっとレトロな雰囲気の軒先が見えます。徒歩約3分ほどで、ワンダカレー店に到着!路地には美味しそうなカレーの香りが漂い、食欲がそそられます。

 エリアは、若手が担うお店が続々とオープンしていますが、なかでもワンダカレー店はその先駆者のような存在で、今年で16周年を迎えた人気店です。週末は行列ができることも多いみたいですよ。※日曜日定休。最新の定休日は、公式Instagramでご確認ください

お店のトレードマークの白い暖簾には、ゆるい字体で店名が刺繍され、なんとも言えない味わい。ワクワクしながら暖簾をくぐり、お店の扉を開きます。

店内に入るとこんな感じ。長いカウンターに8席と、2人掛けローテーブル席が1つのこじんまりしたお店には、スパイスのエキゾチックな香りが満ちています。

掲示されている、地元の小学3年生が書いたメニューによると、一番人気は「牛すじカレー/900円」で、「牛すじがさいこうにトロトロ!!」なんだそう。手書きのメニューに、地元とのつながりと愛着を感じます。

他にも「揚げ野菜カレー/900円」や、近所の豆腐屋さんの豆腐を使った「田仲とうふカレー/900円」も、店長おすすめとのこと。

ランチタイムは、お得に「ミニサラダ/100円」や「ヨーグルト/100円」が食べられる、ランチセットの用意があります。

「ラッシー/450円」や「チャイ/450円」などのソフトドリンクは、平日のみ「ドリンクセット」で、定価から100円引きになりますよ。

今日は、定番人気の「タイカレー/950円」を注文することに。タイカレーは、日によって具材が変わり、本日の具材は「海老・茄子・レンコン・つるむらさき」と、お野菜がたっぷりです。

お店で扱う食材にはこだわり、「タイカレー」は、タイ原産の野菜とハーブを独自ブレンドしたペーストが使われ、無添加・無着色の自然な色味なのだそう。 

サラダにかけられた「ゴマドレッシング」も自家製で、しっかりと味がしながらも野菜がたくさん使用され、とってもヘルシーなんですって。

それではいただきます。香辛料の味を感じるけれど辛過ぎず、コクがあって美味しい!なんでも隠し味に、オイスターソースが使われているとのこと。

誰でも食べやすくと「辛み抑えめ」なんだそうですが、お好みで卓上にある「辛味パウダー」や「スパイスオイル」で、辛さ調整をすることができますよ。

エビのプリッとした食感や、レンコンの歯応えがアクセントになって、パクパクと食べ進んじゃいます。

「タイカレー」の特徴のココナッツのクリーミーな味わいに、自分ではマネできない本格的なカレーを満喫します。

食後に、ヨーグルトドリンク「ラッシー」をいただきます。牛乳だけで割り、レモンとハチミツを加えているそうで、濃厚で美味しい!スパイシーなカレーとの相性も抜群で、体が整うのも満足ポイントです。

塩屋は、六甲山系西部のハイキングやロングトレイルコースの起点に位置していて、お店は「神戸登山サポート店」に登録されています。「大きな荷物でも、お気軽にお越しください」とのことなので、食事に立ち寄るのも、登山の楽しみのひとつになりそうですね。

「レトルトカレー」も充実しているので、これからの季節、山上で温めて、絶品スパイスカレーを自然の中で味わってみるのもおすすめです。

映画『フォルトゥナの瞳』のロケ地へ

つづいての目的地に向かって、北へと坂道を上っていきます。

お店を出て徒歩約10分、振り返ると遠くに海が見え、「高台にやって来たな〜!」と、実感。生活道路の中に、サラッと絵になる風景が現れるのが、この街の魅力のひとつですね。

神木隆之介さん・有村架純さんが出演映画のフォルトゥナの瞳』ロケ地に到着!ロケ地の設定は、神木さん演じる主人公が住む街で、下る階段は「駅に続く道」というイメージなんですって。

ここまで上ってくるのはなかなかハードだけれど、その高低差があるからこそ、海と空へ向かって駆け降りていくような姿がドラマチックに映ったのかなと、想像します。

ちなみに望遠レンズだと、こんな感じに撮れます。海と街がまるで溶け込んでいるような景色ですね。天気や季節によって、全然違う街の表情が見れそうです。

フェンスの向こう側も、山・空・住宅が一体になった、坂の街の景色を見ることができます。塩屋の街を一望するこの場所で、しばらく景色を堪能し、帰路に着きます。

今日は、行列のできるカレー屋さんでランチしたあとは、ロケ地にもなった塩屋らしい景色を満喫しました。塩屋は、わざわざ足を運びたくなるような雰囲気や、個性的なお店づくりで、またすぐ訪れてみたい気持ちになります。

秋の行楽シーズン、ぜひ歩きやすい服装でお出かけくださいね。


【撮影協力】もも
ファミリアと甘いものが好きで、特にチョコミントのスイーツに目がありません♪
休日は映画を見ながらお酒を飲んだり、散歩をしたりと”私らしくマイペースに!”をモットーに日々楽しく過ごしてます。

 

この記事を書いた人

しょうこ

好きなことは写真撮影、アート鑑賞、あとビールを飲むのが大好きです。

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1 個のコメントコメントを残す
  • 匿名さん

    塩屋幼稚園の卒園生(1974年卒)です
    谷口英子先生 お元気ですか

    2024年10月7日11:00 PM 返信する