北区で『農村歌舞伎』の上演会が開催されるみたい。楽屋見学や体験プログラムも

ライター:ゆう

北区で『農村歌舞伎』の上演会や、楽屋見学、床几(しょうぎ)回し体験などが楽しめるイベントが開催されます。

みんなで参加しよう!楽しもう!北区農村歌舞伎上演会

2024年10月27日(日)
上谷上農村歌舞伎舞台


神戸市北区山田町上谷上

北区には、谷上駅・花山駅近くの「上谷上農村歌舞伎舞台」と箕谷駅近くの「下谷上農村歌舞伎舞台」の2つの舞台が今でも農村歌舞伎を上演できる状態で残っているそう。

毎年秋に、神戸すずらん歌舞伎、六甲丹生かぶきの2つの団体が出演して「北区農村歌舞伎上演会」が開催されています。

今年度は25回目の開催。その記念として、床几(しょうぎ)回しと呼ばれる舞台転換装置を動かす体験やいい演技をした演者におひねりを投げるなど、来場者が参加できる企画も用意されてます。

そのほか、11:00~16:00には、キッチンカーの出店や、軽食・和菓子・飲み物の販売も。売り切れ次第終了です。

楽屋見学【見学プログラム】
楽屋では、衣装の着付けや役者の化粧など、上演会の準備をしている様子を見学できます。本番前のピリッとした緊張感を体験できるそうです。

【時間】9:00~11:30
【場所】浄光寺
※写真撮影の際は必ず注意事項をお守りください。

お練り【見学プログラム】
衣装、化粧が整った役者が舞台までの道を練り歩きます。

【時間】11:30~ 六甲丹生かぶき/14:00~ 神戸すずらん歌舞伎
【場所】浄光寺近くのお地蔵さんから上谷上農村歌舞伎舞台までの道中
※写真撮影の際は必ず注意事項をお守りください。
※道幅が限られているため、ご注意ください。

床几回し体験【参加型プログラム】
上谷上農村歌舞伎舞台に特有の舞台転換装置である床几(しょうぎ)回しの体験を行います。床几回しは江戸時代の人が考えた仕組みです。

普段は屋根裏に収納してあり、体験できるのは貴重な機会なんだとか。14:20ごろから、床几回し体験に参加された人のうち、2~4名程度、午後の演目「新版歌祭文 野崎村」で実際に本番の舞台転換を手伝えるそうです。

【時間】12:00~12:15
【場所】上谷上農村歌舞伎舞台
【定員】10名
【対象】小中学生
※参加を希望される方は12:00までに舞台前へお越しください。

体験発表会【見学プログラム】
「プロに学ぶ!夏のこども歌舞伎体験会」に参加した子どもたちが学んだこと・感じたことの発表を行います。

【時間】14:30~15:00
【場所】上谷上農村歌舞伎舞台

“おひねり”を投げよう【参加型プログラム】
おひねりとは、役者の見得が決まった瞬間やいい場面だなと思った時に紙に包んだ小銭やお菓子を投げる、農村歌舞伎など地歌舞伎の独自文化です。受付の時に紙とお菓子を受け取り、おひねりを準備して実際に投げて、上演会を盛り上げてください。

【場所】上谷上農村歌舞伎舞台
【対象】小中学生
※数に限りがあるため、なくなり次第配布終了とさせていただきます。

日時
2024年10月27日(日)9:00~16:00

場所
上谷上農村歌舞伎舞台

上演プログラム
① 12:40~ 開会挨拶 
② 12:50~13:30 子宝童謡夢物語(六甲丹生かぶき親子教室)
③ 13:15~13:30 白浪五人男~稲生川勢揃いの場~(六甲丹生かぶき体験教室・神戸市北区農村歌舞伎を育てる会)
④ 13:40~14:30 新版歌祭文 野崎村(六甲丹生かぶき)
⑤ 15:00~16:00 恋飛脚大和往来 封印切 新町井筒屋の場(神戸すずらん歌舞伎)
⑥ 16:00~ 閉会挨拶
※受付は12:00開始です。
※山田中学校の生徒が描いた背景画を「新版歌祭文 野崎村」で使用予定です。

見るだけでなく、子どもたちが参加・体験できるプログラムも用意されていて、思い出に残りそうですね。

 

この記事を書いた人

ゆう

神戸で生まれ育った神戸っ子。趣味は、自然に癒やされながらの散歩とサイクリング。プリンが大好物のよく笑う人です。

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