神戸探訪:留学生から見た神戸【関西国際大学コラボ連載】

【関西国際大学 連携プログラム】学生による記事配信です。

【取材/記事執筆】
関西国際大学 社会学部 袁逸凡
(ソーシャルメディア論/担当教員:社会学部社会学科 准教授 永井 純一)

私は中国から来た留学生だ。今神戸で社会学を学んでいる。神戸に来る前、神戸に対する私の印象は、ただ美しい港町だった。実際に来てから美しい海の景色が見えるだけでなく、多様な文化があることに気づいた。これは私に新たな興味を持たせた。

私は神戸のことをもっと知りたい。だから私は留学生の視点から、神戸という町の文化と自然の美しさを探索することにした。

まず、中国人として、神戸の南京町は私が非常に気になるところの一つだ。なぜなら、私の故郷は以前は小さな都市だったので、この繁華街を見ると、まるで昔の故郷の街を見たようで、とても懐かしい。南京町に入ると、あちこちに中国の漢字が書かれている。店の人はほとんどが中国人や中国語を話せる日本人だ。ここでは中国語を聞くことができて、とても親しみを感じる。

中国語の会話を向上させたい日本人がいたら、ここに来れば練習できると思う。ここには伝統的な中国祭りがたくさんあるので、長年日本にいる中国人もお勧めだ。例えば、春節と中秋節など、街に赤い提灯がぶら下がって、まるで中国に戻ったようだ。

次に探訪するのは北野異人館街だ。北野異人館街は神戸の歴史文化街で、よく保存された西洋建築で有名だ。留学生として、日本の多文化と歴史を知る絶好の場所だ。これらの建物は19世紀末から20世紀初頭にかけて、神戸に住む外国人商人と外交官によって建てられ、深いヨーロッパの風情を見せている。

北野異人館街を散歩すると、まるで時空を越えて19世紀のヨーロッパにタイムスリップしたかのようだ。各異人館には独特な歴史と物語があり、内部が美しく装飾され、当時の家具と芸術品が展示されている。また観光客は異国情緒を感じるだけでなく、カフェでゆったりとしたアフタヌーンティーを楽しめる。

最後に探訪するのは六甲山だ。六甲山は神戸市内と大阪湾の景色を鑑賞する絶好の場所だ。山には複数の展望台があり、夜景が特に有名で、「千万ドルの夜景」と呼ばれている。六甲山の夜景はとても有名だと聞いていた。行ってみると、確かにとても美しい風景だった。しかし、夜景を見に行くなら、服をたくさん追加することをお勧めする。夏でも六甲山の夜はとても寒い。


南京街、六甲山、北野異人館街の3つの観光地は何度行っても飽きない。私の留学生活に無限の楽しみと豊かな体験を加えた。これらの観光地は私の勉強と生活の一部だけでなく、神戸という町で美しさを発見し、文化を感じる重要な場所だ。私にこの都市に対する新しい認識と愛を与えてくれた。

 

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