神戸ポートタワーなど「神戸らしい場所」での『挙式プレゼント』キャンペーンが始まってる。震災後に神戸で生まれた人が対象

阪神・淡路大震災から30年となる2025年1月に「挙式」がプレゼントされる次世代への継承企画に、震災後に神戸で生まれた合計5組のカップルが募集されてます。

1995年の震災発生から年月が経過し、街が復興を遂げた中、災害の記憶や教訓を「継承」することが重要なテーマになっていることを受け、取り組み始めたプロジェクトなんだそうです。

挙式会場は、「神戸ポートタワー」「SOLA KOBE」「TOAST」「THE SORAKUEN」「OCEAN PLACE」の5か所。

とくに「神戸ポートタワー」は、60年前の誕生から港町・神戸を見守り続け、震災発生時の激しい揺れにも耐えて、震災から28日後のバレンタインデーにはライトアップを再開し、人々に勇気と希望を与えた「神戸のシンボル」ですよね。

プレゼント内容は、挙式料とそれにまつわる費用全額。ウェディングドレス＆タキシード・ヘアメイク・写真撮影・動画撮影・ウェディングブーケなど、挙式に必要なものは基本的に揃っていそうです。

挙式後の会食や披露宴、フォトウェディングを希望する場合は、特別価格で追加することもできます。

スタッフの想い
8年目を迎えるこの企画は、多くのメディアにも取り上げられ、結婚式の存在意義を改めて深く考える機会になっています。
震災の年に生まれて、ご家族に見守られながら大きく成長した新郎新婦。結婚式では、そのお二人から参列の皆様への感謝、皆様からお二人への祝福、そして親御様からお二人へのこれまでの想いと未来への願いが伝えられています。
今日までの日々が当たり前ではない奇跡の連続であったことを再認識し、決して形式的にではなく、それぞれの想いを伝えることが、新しい家族を作っていく節目の儀式になります。
年々意識が薄れていく1月17日という日。私たちはこの日に結婚式をお手伝いすることで、結婚式の意味をさらに深く考え、神戸の企業として、私たちが備えるべきことを次世代に継承していきます。

神戸ポートタワー（メリケンパーク）
1963年誕生。双曲面構造による鼓を長くしたような形の優美さから「鉄塔の美女」と呼ばれ、60年に渡り人びとから愛されてきた、港町・神戸のランドマークタワー。日本で初めてライトアップされた建造物でもあり、2014年国の有形文化財に登録。2024年春、“地域で愛され、世界に認知される神戸のランドマークへ”をテーマにリニューアルオープン。

SOLA KOBE（北野）
KOBE WATERを生み出してきた、歴史ある「北野浄水場」跡地の利活用コンペにて、神戸市より採用され2005年開業。グランドコンセプトは、“地域・自然環境との共生”。海と山、神戸の街並みを一望する神戸らしい眺望や自然環境との調和が評価され「第20回神戸景観・ポイント賞」を受賞。