東遊園地に「コミュニティスペース」ができるみたい。『URBAN PICNIC(アーバンピクニック)』再び。イベント、スペースレンタル、カフェなど

東遊園地の利活用の提案を募集していましたが優先交渉権者が決定し、パース(イメージ図)が発表されました。Park-PFI制度を活用した民間公募となりまして、約1.7億円を初期投資する計画です。


神戸市中央区加納町6-4

「Park-PFI」制度を活用して整備されますので、基本的には、最近話題になっているスマスイと同じ形です。今回は最終的にどういった費用負担になるか分かりませんが、初期投資も含めて民間の力を借りながら行い、運営して出た収益の一部を公園整備にあてるというものです。

株式会社村上工務店を代表とするグループが優先交渉権者となりました。つまり、おおよそこの計画で進められる見込みです。
・株式会社村上工務店 公式サイト
・一般社団法人リバブルシティイニシアティブ 公式サイト
・株式会社ティーハウス建築設計事務所 公式サイト

施設概要
【施設名】URBAN PICNIC(アーバンピクニック)
【施設コンセプト】公園のアクティビティのハブとなるシェイド空間「BIG TARP」(ビッグタープ)
【営業内容】イベント・プログラムに利用するスペースレンタル、及びテイクアウト形式のカフェ
【延床面積】240㎡
【階数・構造】1階・鉄骨造

にぎわい施設ということで、ハコの重要性もあると思いますが、より気になるのは、運営をして継続的に公園全体の整備費用を確保していくということになります。

そういう意味では、過去に「URBAN PICNIC(アーバンピクニック)」として、東遊園地の社会実験などにも運営で参加した「一般社団法人リバブルシティイニシアティブ」の存在は大きいのではないでしょうか。

東遊園地に日常的に人が集まる様子というのは、周辺の魅力を表すバロメーターのような気もします。

社会実験の時の「URBAN PICNIC(アーバンピクニック)」を見た時、ほっこり感があって子どももたくさん集まって、ちょっとした屋外演奏会なんかでみんなで踊ったりと、結構よかったんですよね。「アルプスの少女ハイジ」感があったんです。例えが違うか。いやでもそんな感じ。

なのであとは、収益施設としての収益をしっかり確保していくということと、芝生のメンテナンスコストがどれくらい影響するのかというところがポイントでしょうね。

かなり期待しています。

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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4 件のコメントコメントを残す
  • ケイト

    ドックランがあればいいな~

    2019年11月17日8:14 AM 返信する
  • KOBE

    大阪市の中之島に建設中のこども図書館も東遊園地に出来るみたいですね
    安藤忠雄デザインなので楽しみです

    2019年11月16日1:14 PM 返信する
  • ちこさん

    失礼します。レンタルスペースは個人でも利用できるのでしょうか?

    2019年11月16日12:15 AM 返信する
    • 神戸ジャーナル 編集部

      まだ色々と決まるのがこれからですが、趣旨からして個人でも使えるんじゃないでしょうか。

      2019年11月16日4:06 PM 返信する