「名谷こすもす幼稚園」の跡地を活用し『高齢者施設』等を建設するという計画において、神戸市が「優先交渉権者」を決定したと発表しました。
神戸市須磨区西落合7-1-3
決定したのは「株式会社学研ココファン(代表企業)」「メディカル・ケア・サービス関西株式会社(協力企業)」「株式会社シスケア(協力企業)」。
1997年にいくつかの幼稚園が統合され創立した「名谷こすもす幼稚園」は、2019年3月末に閉園。2024年6月に、跡地を活用してくれる事業者を募集していました。
跡地は「高齢者施設」として整備され「サービス付き高齢者向け住宅 (111室)」「認知症高齢者グループホーム(18室)」「訪問介護事業所」「デイサービス」が入る予定。
そのほか「交流ホール」「学習塾」「子育て支援施設」など、持続可能なまちづくり・地域コミュニティ醸成のための場も設けられる計画です。運営開始は2027年9月頃を予定しているそう。
敷地南西側から見た完成予想図はこんな感じ。建物は既存の壁を撤去し、周りを緑で囲むなど、周辺環境や景観への配慮もなされるみたいです。
小学校と保育園に挟まれた赤い色が塗られた場所が「事業予定地」で、約3400㎡の広さがあります。
開発が進む名谷駅周辺エリア。今回の計画では、高齢者だけでなく「地域の交流の場」となる設備もできるようなので、さらに住みよい街になっていきそうですね。
ともよ
趣味はまち歩きと読書と本づくり。神戸の書店巡りが癒しです。
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