2015年3月に閉校した「湊山小学校」と、2016年3月に閉校した「雲雀丘小学校」のについて、優先交渉権者が決定し、それぞれの提案内容が発表されました。
注目すべきは、「湊山小学校」跡地の提案で、最初のパースがそうなんですが、かなり緑が散りばめられた内容になっています。
場所はこちら。
神戸市兵庫区雪御所町2-1
利活用方針は『地域を活性化し、地域への若年世帯の流入傾向を更に促進させる事業用途』で、カフェ、レストラン、グリーンショップなどの物販、保育園、診療所、事務所などが想定されています。
背景としては、住宅供給の関係もあり、エリアへの若年世代の流入が増加傾向ということがあるそうです。
GoogleとかAmazonのオフィスみたいな印象を受けました。やっぱ緑ってイイですよね。かなり楽しみです。
ちなみに、今回の提案は、東遊園地に設置される予定の『URBAN PICNIC(アーバンピクニック)』の優先交渉権者と同じグループ(株式会社村上工務店、株式会社ティーハウス建築設計事務所)となっています。
続いて、「雲雀丘小学校」跡地の提案はこちら。
利活用方針は『地域に活力を与える事業の用途』で、近年は世帯数が減少し、少子高齢化傾向が顕著に見られるエリアとなっているということで、特別養護老人ホームです。
神戸市長田区雲雀ケ丘1-1-2
こちらについては、特にコメントがありません。。。。
改めて思うのは、エリアによっても人口の態様は様々ですし、(考えてみれば当たり前ですが)民間の宅地開発の影響などによっても左右されてくるでしょう。
そんな中、うまく既存のハコを使いながら、改修なども行いながら、新しい使い方に変化させていく。「湊山小学校」跡地はとても気になる。
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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