本記事は【神戸ジャーナル学生編集部】の学生ライターが担当しています。

阪神春日野道駅から徒歩1分。春日野道商店街に佇む喫茶店「Fleur」に行ってきました!
店の外に並ぶ看板に惹かれて店に入ると、そこにあったのは美味しいカフェご飯とスイーツ、そしてどこか懐かしさを感じる空間でした。
神戸市中央区脇浜町3丁目5-14
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レトロさ漂う店内

店外の看板にはたくさんメニューが書いてあります。しっかりランチから3時のおやつまでメニューの数が多いのが魅力的!
ドリンクも、コーヒーや紅茶、ミックスジュースなどのソフトドリンクのほか、レモンサワーやワインなど30種類以上も揃っています!
ちなみにメニューのほとんどが宍粟市でやっていたカフェから引き継いだものだそうです。どれも美味しそうでなかなか選びきれません…
どれにしようかと悩みながらも、今回は「メイプルトースト」と「生ハムルッコラのホットサンド」、ドリンクは「ブレンドコーヒー」と「ホットココア」を注文。お料理がくるまで少しだけ店内を見渡してみます。

内装は、オーナーの趣味で「アンティークカフェ」風に。窓際にはコーヒー豆をひくミルや小道具が並んでいます。ノスタルジックな雰囲気でおしゃれですよね。

カウンターの前にも赤い自転車や小さなタイプライターが!
コーヒーを待っている間、お湯の沸き上がるサイフォンを見つめていると一緒に目に入ってきます。今にも動き出しそうでとても可愛いです。
そして後ろの棚に並ぶカップは最低でも3万円はするような高級品。なんだか緊張してきました。
迫力満点のメープルトースト

お店の人気No.1は「メイプルトースト(1000円)」。少しハードなトーストの上には冷たいバニラアイス、フローズンフルーツがのっています。
塩味のあるトーストと甘いアイスの相性がばっちりで、これだけのボリュームでもぺろりと食べてしまいました。あまり食べられない人でもついつい手が伸びてしまいます。

ドリンクの人気No.1は「ブレンドコーヒー(550円)」。注文を受けてから豆を挽いてサイフォンで作るコーヒーはこだわりの逸品。
何も入れずにいただいたコーヒーにはコクがあり、一口飲んだだけで香ばしさと程よい苦味が口に広がります。
もう一つ人気のコーヒーに「オリジナルプレミアムコーヒー」があります。Fleurオリジナルで、数ヶ月かけて珈琲豆の選定から行っているそうです。
次来たときはぜひ頼んでみたいです!

そのほか「生ハムとルッコラのホットサンド(1000円)」といった軽食メニューも。
ホットサンドの外はカリカリでルッコラと生ハムの柔らかさが癖になります。はみ出すほど大きいルッコラが入っているのもうれしいポイント。ボリュームはありますが、すぐに食べきってしまいました。甘いものが苦手な人にも嬉しいですね。

ドリンクメニューの中には、かわいいハートのマシュマロが付いたホットココアも。チョコレートソースとクリームの甘さの中に優しいココアの風味があってとても美味しかったです。
写真映えも良くて、女子会や推し活などにもいいかもしれません!
基本情報・まとめ

サイフォン式のコーヒーに甘いトースト、そしてお店の雰囲気に温かさとどこか懐かしさを感じます。
オーナーはもともと兵庫県宍粟市で35年間カフェを営んでおり、2019年から神戸・春日野道の地でお店を始められました。
神戸を選んだ理由は、オーナーが学生時代を神戸で過ごし、神戸という街を好きになったから。落ち着いた雰囲気とオーナーの朗らかな人柄、そして喫茶店×音楽という他のお店にはない魅力があります。

3年ほど前からライブにも力を入れていて、週末の金・土・日はだいたい公演で埋まっています。週末のライブ前には店内に機材が多く並び、雰囲気が大きく変わります。写真の他にもギターやキーボードなどが店内の各所にありました。昨年のライブ本数はなんと132本で、1週間あたりおよそ2〜3本のライブをしていたということに!
もちろんジャンル問わず、幅広い音楽を楽しむことができます。ライブ参加の事前予約は電話、Facebook、Instagramで受け付けています。空きがあれば当日参加も可能です。
春日野道の隠れ家的喫茶店『Fleur』。 甘いものが恋しくなった時、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
【店舗名】 Fleur
【ジャンル】 カフェ
【住所】 神戸市中央区脇浜町3丁目5-14
【電話番号】 078-221-5522
【営業時間】 11:00~21:00
【定休日】 木曜日
【リンク】 Instagram / Facebook / 食べログ
【駐車場】 なし
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