神戸で2人目。『新型コロナウイルス』に対する神戸の対応状況や発表情報などをまとめました。【3月3日現在】

3月1日、西宮市で兵庫県内で初めての『新型コロナウイルス』の感染者が確認され、3日には神戸市で感染者（40代／男性）が確認されました。神戸市内で同日2例目（40歳代／女性）も確認されています。

厚生労働省、兵庫県、神戸市などから発表された『新型コロナウイルス』に関する情報をまとめましたので、参考にしていただければ。

3月3日、神戸市内で2人の『新型コロナウイルス』感染者が確認されました。神戸市の新型コロナウイルスの検査実施数は55件（3月3日現在）で陽性は2件。

・【神戸市】新型コロナウイルス感染症の患者の発生について（2例目）
・【神戸市】新型コロナウイルス感染症患者の発生について
・【神戸市】市長コメント（市内での新型コロナウイルス感染症患者の発生を受けて）

自治体や厚生労働省の情報がまとまっています。
・【神戸市】新型コロナウイルスについて
・【兵庫県】新型コロナウイルスの対応について
・【厚生労働省】新型コロナウイルス感染症について

学校など教育機関の対応（神戸市教育委員会）について、3月3日（火）～3月15日（日）まで「神戸市立学校園」（幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、高等専門学校）が臨時休業されます。あわせて「図書館、博物館、公民館等の社会教育施設」についても上記の期間、臨時休業されます。

卒業式や入試、自宅等で過ごすことができない幼児児童生徒への対応等、詳細は下記のページをご覧ください。
・【神戸市】3月3日(火曜)から15日(日曜)まで、市立の幼稚園・小学校・中学校・高校などを臨時休業します
・【神戸市教育委員会】新型コロナウィルス感染症対策のための市立学校園等の臨時休業について（2月28日）
・【神戸市教育委員会】学校行事等における新型コロナウィルス感染症への対応について（2月26日）

感染を防ぐには（厚生労働省）
「飛沫感染」と「接触感染」により感染し、「空気感染」は起きていないと考えられていますが、閉鎖した空間・近距離での多人数の会話等には注意が必要のようです。また「手洗い」「咳エチケット」「人込みの多い場所を避けること」などが気をつけるべき項目として挙げられています。
・【厚生労働省】新型コロナウイルスを防ぐには

神戸市電話相談窓口（24時間受付：多言語対応可）は以下の窓口が用意されています。

帰国者・接触者相談センターの相談対象者の詳細は以下の通り。
1. 感染者との接触があった方
・新型コロナウイルス感染症であることが確定した方と濃厚接触歴があり、発熱または呼吸器症状のある方
2. 湖北省等からの渡航等があった方
・37.5度以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、発症前14日以内に湖北省、浙江省並びに韓国大邱広域市及び慶尚北道清道郡に渡航または居住していた方、
あるいはその地域の居住者との濃厚接触歴がある方
3. 下記の相談・受診の目安に当てはまる方
・風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上（高齢者・基礎疾患等のある方は2日程度）続く方。解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です。
・強いだるさ（倦怠感）や息苦しさ（呼吸困難）がある方
【高齢者・基礎疾患等】高齢者／糖尿病、心不全、呼吸器疾患（COPD等）の基礎疾患がある方や透析を受けている方／免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
これらの方々は、重症化しやすいため、この状態が2日程度続く場合には、相談して下さい。
なお、妊婦の方も、念のため、重症化しやすい方と同様に、早めの相談をお願いします。

今後も正しい情報をもとに行動し、予防やエチケットに努め、感染の疑いがある場合は機関に問い合わせをした上で病院に向かうなど、冷静な行動が必要とされそうです。

◆関連リンク
・厚生労働省 – 公式サイト
・神戸市 – 公式サイト