JR舞子駅近くの舞子ホテル跡地に『クレヴィアシティ神戸舞子駅前』ってマンションができるみたい。通風・眺望など重視し設計

マチ垂水区舞子エリアマンション

画像：公式サイトより

JR舞子駅から徒歩3分、かつて「舞子ホテル」があったところに、総戸数356戸の大規模レジデンス『クレヴィアシティ神戸舞子駅前』ができるそうです。

神戸市垂水区舞子台2-5-41

伊藤忠都市開発が手がける新築マンションで、物件は、JR舞子駅、山陽舞子公園駅から徒歩3分ほどのところにあります。鉄筋コンクリート造で地上10階建て、総戸数356戸という規模です。

駅からほぼフラットでアクセスできる立地で、商業施設「Tio舞子」にも歩いて2分と生活至便なエリアです。

加えて、淡路島、明石海峡大橋を望む景色やリゾート感あふれる静穏さもあるのだとか。

2024年11月に公式サイトをオープン以降、多数の資料請求があったほか、事前案内会にも多数の予約が入るなど、大きな注目を集めている新物件みたい。

大きな特徴となるのが、100年余りの歴史と伝統がある「舞子ホテル」跡地に誕生すること。

舞子ホテルの歴史的意匠を受け継ぐデザインに加えて、通風・採光・眺望にこだわり、駅前の迎賓邸宅になることを目指して設計されています。

舞子ホテルの前身、旧日下部邸（神戸邸）は、海運王・日下部久太郎の迎賓館兼別荘として建設された建物で、その後はホテルやレストランなどとして多くの人々が利用してきました。

今回できるマンションでは、舞子ホテルで実際に使われていたステンドグラスや景石を保存・移築し、歴史的意匠を引き継ぐとともに、新たな街のランドマークになるようなデザインを追求したそうです。

コワーキングスペースイメージ

ゆったりとくつろげる「オーナーズサロン」や、オープン型・個室型を完備した「コワーキングスペース」など、多様な共有スペースが充実しています。

キッズコーナー・畳ラウンジ・パーティールームイメージ／ゲストルームイメージ

入居者同士が交流しやすいコミュニティハブとして、キッズコーナーや畳ラウンジを設け、パーティールームも併設。用途に合わせて柔軟に利用できるそうです。

家族や友人をもてなす際に活用できる「ゲストルーム」は和・洋2種類があるのだとか。

共用部においては、近隣にある「ホテルセトレ舞子」による過ごし方の監修や、コミュニティづくりを促進するイベントなどを計画するほか、コワーキングスペースの利用状況が確認できる可視化サービスなど、快適な暮らしをサポートする仕組みも導入するそうです。

AAタイプモデルルーム／BFタイプモデルルーム

間取りは2LDK～4LDKで、専有面積は56㎡台～106㎡台。部屋から淡路島や明石海峡大橋を望む住戸もあるのだとか。

全部で66タイプのプランバリエーションがあるそうで、平均専有面積は74㎡とゆったりとした間取りを多く設けているのが特徴です。

また季節用品やアウトドア用品を収納できるように、全戸に「トランクルーム」が設けられているのも特徴の一つです。

敷地内には舞子ホテル時代の樹林が残っていて、当初は保全する形での開発を検討していました。

しかし急傾斜地ということから神戸市の安全基準を満たせず断念することに。そのため、森の再生と周辺の鳥や昆虫が利用できる「緑地づくり」に取り組むことにしたそうです。

事前実施した生物調査の結果に基づいて、周辺に生息する生き物が生息環境として利用できるよう、在来種を利用した草地環境をつくり、一部は残存林から採取した種苗も移植。将来的には敷地内に存在した樹林を再生する構想なんだとか。

この生物多様性に配慮した植栽計画が評価され「ABINC認証(集合住宅版)」も取得したそうです。

マンションは現在建設中で、今年7月下旬ごろから販売開始を予定しているみたい。建物の竣工時期は2026年12月下旬予定で、引き渡し時期はさらに先の2027年2月下旬ごろになる見込みです。

販売開始に先駆けて、垂水駅近くに「マンションギャラリー」もオープンしています。

資料などではわかりにくい、物件のイメージを見てみたい人はぜひ利用してみてください。

物件概要
【物件名】クレヴィアシティ神戸舞子駅前
【総戸数】356戸
【構造・規模】鉄筋コンクリート造・地上10階建て
【間取り】2LDK～4LDK
【専有面積】56.83㎡～108.21㎡（トランクルーム面積含む）
【販売開始時期】2025年7月下旬（予定）
【建物竣工時期】2026年12月下旬（予定）
【引き渡し時期】2027年2月下旬（予定）
【事業主（売主）】伊藤忠都市開発株式会社／株式会社NIPPO／東レ建設株式会社／総合地所株式会社／TC神鋼不動産株式会社
【設計・施工・監理】株式会社長谷工コーポレーション