白鶴酒造が、本社の敷地内に新しい『醸造蔵』を建設し始めてる。プレミアムな「特定名称酒」に特化


完成イメージ

東灘区にある「白鶴酒造」の本社敷地内で、新しい『醸造蔵』の建設がスタートしてます。


神戸市東灘区住吉南町4-5-5


完成イメージ

新しい醸造蔵は、昭和27年から70年以上にわたって白鶴の「特定名称酒」の醸造が行われてきた「本店二号蔵工場」の後継蔵です。※吟醸酒、純米酒、本醸造酒のことをいい、原料、製造方法などの違いによって8種類に分類される

これまで「本店二号蔵工場」では「季節蔵」として、冬場に季節従業員とともに大吟醸などを主に製造し、夏場には梅酒やみりんを製造するという方式がとられてきましたが、新・醸造蔵は「四季醸造蔵」となるのだそう。


新醸造蔵で生産される商品

社員のみで年間を通じてプレミアムな「特定名称酒」に特化した酒造りを行うとともに、品質を重視した設備を厳選して配置し、白鶴が積み上げてきた膨大なデータを駆使した醸造管理方法が導入されます。

<新醸造蔵の概要>
【名称】未定
【敷地面積】18,659㎡
【建築面積】1,412.23㎡
【延床面積】2,425.79㎡
【建築高さ】17.40m
【建物概要】鉄筋コンクリート造 地上2階建て
【着工日】2025年8月1日
【竣工予定】2026年10月末
【操業開始予定】2026年12月
【生産設備概要】横型蒸米機、円盤製麹機、無通風製麹機、吟醸用甑、麹室、15KL・3KL発酵タンク
【生産酒類】特定名称酒
【生産能力】1,100KL/年
【投資額】非公表

竣工は来年10月末の予定。本社正門から見てすぐ正面の場所にできる大きな建物なので、近所に住む人にとってはマチの景色が少し変わったように感じられるかもしれません。

◆関連リンク
白鶴酒造株式会社 – 公式サイト

 

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