
2025年2月撮影
地下鉄 長田駅前の再整備を進めていくため、地元・彩星工科高等学校「地域づくり探求活動」と神戸市が連携し、駅前空間を地域と共に守り・活かし・育てるためのプロジェクトがスタートするそうです。
神戸市長田区四番町8
地元高校生をリーダーに地域の魅力を探求

2024年9月撮影
2024年に行われた長田駅前の再整備工事では、駅前空間を利用する人の憩いの場となるオープンスペースが設けられ、バス停ではベンチも増設されました。
今年2月には箱型ベンチも登場し、駅前で休憩できるスポットが増えた一方で、工事に伴って一時的に減少していた放置自転車は、また増加傾向にあります。
そんな中、2025年度は、滞留空間の本格的な整備が行われる予定となっています。

今回発足したプロジェクト「(仮称)長田駅前CHANGE MAKERS PROJECT」では、長田駅前再整備を契機とした「まちの未来づくり」を継続して進めるため、神戸市と地元高校生、そしてこの事業に賛同し協力してもらえるサポーターと共に進めていく事業です。
地域に根差した地元高校生をリーダーに、具体的な地域課題や魅力を探求して実践していくこと、高校生がまちの橋渡しとなって地域や企業とつながり、それぞれが強みを発揮する新しいロールモデルにすることを目指すみたい。
例えばフィールドワークなどでまちの魅力や課題を発見したり、オープンミーティングなどで活動を発信したりして、具体的な取り組みにつなげるんだそう。
いろんな立場の人で協力し合って、それぞれの強みを活かしたチームづくりをしていきます。
市はこのプロジェクトに賛同し協力してもらえる「サポーター」の募集を進め、2025年度末ごろのチーム結成を目指すんだそうです。
今後のスケジュール
2025年12月~
プロジェクト始動(サポーター募集 魅力及び課題の発見・検討など)
2026年4月ごろ
プロジェクトチームの結成 実践第1弾の発表など
12月に「ながたミライ会議」開催

彩星工科高等学校の探求活動や、今後の取組みについて発表する「ながたミライ会議」が、12月21日に開催されます。
若者のリアルな声から長田の未来をつくるための対話の場としたイベントで、若者の挑戦や願いを地域・行政と共有し、新しいつながりと協働の一歩を生み出すという趣旨みたい。
地域住民、教育関係者、行政関係者、ユースワークやまちづくりに関心のある市民の参加を募っています。
開催日時
2025年12月21日(日)10:00~13:00
場所
彩星工科高等学校 ものづくりラボ
定員
100名
プログラム
①オープニング
②若者プレゼン
・STARDASH(長田にユースセンターを作るための若者委員会)
・彩星工科高等学校 探求同好会 3150lab
③ゲストトーク ~ゲストからの話題提供と若者とのトークセッション~
【ゲスト】佐渡加奈子(認定NPO法人カタリバ) 両角達平(日本福祉大学)
④参加者対話 ~参加者のみなさんでグループに分かれて対話~
⑤クロージング
・長田区長講評 ほか
参加申し込み
Peatixサイトより
彩星工科高等学校では、2023年度から地域づくりに関する探究活動を始めたんだそう。長田神社前商店街のにぎわい向上のため店舗と連携して取り組んだり、24年度には「神楽公園管理会」を生徒が自主結成して、公園内にバスケットゴールの設置を実現したりしています。
高校生ならではの視点や発見が「まちの未来づくり」につながっていきそうですね。プロジェクトに興味がある人はまず、ながたミライ会議から参加してみてはいかがでしょうか。
◆関連リンク
・長田駅|市営地下鉄・神戸高速鉄道 – 神戸市













































あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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