長田区の『外来生物展示センター』がリニューアルオープン。関西ではここだけの「オオアタマガメ」を展示


画像:公式サイトより

長田区の苅藻島クリーンセンターにある『外来生物展示センター』が、3月1日(日)にリニューアルオープンします。


神戸市長田区苅藻島町3-12-28

リニューアルにあたり、外来生物問題への理解を深めることに加え、希少種の保全について考える展示が拡充されるそうです。

今回新たに、淡水に生息するカメ3種の生体などが展示されます。展示する「オオアタマガメ」は、神戸市内の路上で捕獲されたもので、飼育されていた個体が逃げ出したものか、故意に放たれたものと考えられます。国際的な希少種であっても、市内の河川や池に侵入し、定着した場合、在来の生態系に大きな影響を与える可能性があります。


オオアタマガメ(ワシントン条約付属書Ⅰ掲載種、種の保存法の国際希少動植物種)

・商業目的の国際取引は原則として全面禁止されています。
・中国南部から東南アジアが原産の淡水ガメ
・頭部が非常に大きく甲羅の中にひっこめることはできません。
・開発による生息地の消失、食用・ペット目的の乱獲などにより生息数が激減し、絶滅の危険性が極めて高いです。


カミツキガメ(特定外来生物)

・北米・南米原産の淡水ガメ。
・1960年代以降、ペットとして輸入されましたが、成長すると甲らの大きさが50cmにもなり、噛みつく等攻撃的なことから、飼えなくなった飼い主が野外に放したり、逃げ出したりして国内に定着しました。神戸市内の池等でまれに確認されます。
・水生植物・動物を食べ、生態系への影響が懸念されるほか、捕まえた際に噛まれると大けがをする恐れがあるので、注意が必要です。


ニホンイシガメ(種の保存法の準絶滅危惧種、神戸版レッドリストのAランク種)

・日本固有の淡水ガメで、本州・四国・九州に分布しています。
・かつては普通に見られる身近な生きものでしたが、生息に適した場所の減少、アライグマによる捕食、アカミミガメとの競合、ペットとしての乱獲などの影響で全国的に生息数が減少しており、神戸市内でも生息数が減少し、神戸版レッドリストのAランク種に指定されています。

そのほか、ヒカリモンゴキブリの生体展示や、神戸市内に生息するチョウ類・ガ類の標本展示、キノワグマのはく製展示が、新たに追加されます。

リニューアルオープン日
2026年3月1日(日)

開館日時
毎週土日
・第1部 10:30~12:30
・第2部 13:30~15:30

場所
神戸市長田区苅藻島町3-12-28(苅藻島クリーンセンター内)

予約方法
外来生物展示センターのHPより事前予約

特記事項
※各時間帯の予約開始時間に解説をスタートします。

※各時間帯の空き状況は予約フォームでご確認いただけます。
※施設の点検や他のイベント等の都合により予約できない日もあります。
※小中学生以下は必ず保護者と一緒に来場してください。


実際に外来生物を観察できる貴重な施設です。さらに、「オオアタマガメ」を飼育・展示している施設は、関西では外来生物展示センターだけです。

リニューアルオープンのこの機会に訪れてみるのもいいですね。

◆関連リンク
外来生物展示センター – 公式サイト
外来生物展示センター – 公式Instagram

 

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