
画像:西宮市公式サイトより
西宮市屈指の人気エリア「西宮北口エリア」の南側に広がる、森永乳業近畿工場などの跡地約12ヘクタールについて、西宮市は、大規模な再開発に取り組んでいくそうです。
西宮市津門飯田町2-95
阪神間に残る貴重な一等地を活用

画像:西宮市公式サイトより
対象となるエリアは、森永乳業近畿工場などの跡地「津門飯田町外工場等跡地」で、約12ヘクタールに及びます。
国道2号沿いにあり、阪急 西宮北口駅からは徒歩25分ほど、JR甲子園口駅からは徒歩23分ほど。
西宮市はこの跡地について、阪神間に残された貴重な一等地であり、今後開発をしていくにあたって優れた立地条件を生かした計画的な取り組みが必要となると評価。
市は昨年、土地の所有者である大和ハウス工業と「まちづくり協議会」を設立しました。
その後、JR西日本も参画し、将来を見据えたまちづくりに関する協議を実施し、今年6月に「まちづくり方針 vol.1」を発表しています。
GREENを軸にした「緑豊かな空間」に

画像:西宮市資料より
現況と課題として、立地条件を生かしたまちづくりに加え、西宮北口駅周辺の都市機能の拡充や、歩行者がJR線を横断できる動線の確保、徒歩や公共交通を中心とした交通利便性の向上などを挙げています。

画像:西宮市資料より
あわせてキーワードとしているのが「GREEN」を軸にすること。
緑豊かな潤いと憩いのある空間づくりとして、「環境負荷の軽減」「ウェルビーイングの実現」「フェーズフリーの防災対策」「ウォーカブルな街づくり」に取り組んでいくそうです。

画像:西宮市資料より
基本方針に据えるのは、神戸⇔大阪、山の手⇔海の手を結ぶ新たな「複合都市拠点」、未来につなぐ新たな「文教住宅のモデル都市」、そして豊かな自然の再定義による「環境学習都市」の3本柱。
GREENを軸に、人・暮らし・活動が重なる都市空間を目指す構想です。
シンボルとなる広場を中心に、周辺地区を一体的に再編して「暮らす・働く・学ぶ・集う」が連続する、西宮らしい新たなまちをつくっていくそうです。

画像:西宮市資料より
シンボルとなる広場は、公民連携による活用や維持管理も想定。資料では、大阪市にある「グラングリーン」が参考事例として紹介されています。
土地の有効活用面では、いろんな用途の配置で地域の活力や利便性を向上。街区も再編したりして、都市機能を集積していくそうです。
「車中心」から「人中心」のウォーカブル空間にするために、公共交通を軸とした都市構造を目指し、利便性と滞留性がある回遊空間づくりに取り組むのだとか。
JR南北横断通路や「新駅」も設置検討

画像:西宮市資料より
都市基盤を整備するため、水路の付け替えや街区の再編なども検討されています。
公園と民有地を一体的に活用し、緑豊かなオープンスペースづくりを目指すそうで、シンボルとなる広場を配置するんだそう。
整備案として、JR線を南北に横断する自由通路の設置や、安全で快適な歩行者動線の確保も検討。
確定事項ではありませんが「JR新駅」の設置も検討しているようです。

画像:西宮市資料より
今後のスケジュールも公開されています。
大和ハウス工業は、土地利用や基盤整備に関する具体化の検討、西宮市は一緒に「ウォーカブルなまちなかづくり」の検討を進めていきます。
市とJR西日本は、JR線の横断通路やJR新駅の設置検討のほか、鉄道とまちづくりの連携についても検討していくのだとか。
2027年度以降に「まちづくり基本協定」を締結したら、開発事業の計画・実施に向け、より具体的な検討が進められる見込みです。
注目度が高いのは「JR新駅」の可能性ではないでしょうか。JR西宮駅と甲子園口駅の駅間は約2.5kmとなっていて、その間に新駅ができれば交通利便性が大きく上昇します。
今後の西宮市のまちづくりを占う大きなプロジェクトになりそうです。
◆関連リンク
・西宮市 – 公式サイト









































あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
ライター一覧