自分らしく働く『赤帽』で独立開業しながらチームで動く「自由な働き方」

就職・転職活動をしているとよく耳にする「自分らしく働く」というこのワード。

なんとなく前向きで自然体で、仕事に対してのニューノーマルな価値観のようにも思います。

特にこの1年は脱サラして自分のお店を構えたり、芸能界でも事務所から独立!といった報道が増えた印象で、働き方を見直した人が多いのかもしれません。

じゃあ一体、働く上での自分らしさってなに?ここが今回の論点です。

自分らしく働くことを実現している  赤帽兵庫県  のみなさんからお話を伺い、仕事との向き合い方を通して、赤帽流・自分らしく働くを解明していきたいと思います!

● 前職で叶えられなかったことが今に繋がっている!?
● 一日の仕事ってどんな感じ?
● 赤帽兵庫県で実現できる「自分らしい」働き方とは

前職でかなえられなかったことが今に繋がっている!?

 赤帽兵庫県  には20~70代と幅広いドライバーが加盟しています。

赤帽のドライバーは基本的に個人事業主なので仕事の内容や時間など働き方は自分次第です。

今回お話を伺ったのは年齢も立場も違う4名の赤帽組合員さん。

 橋口さん (歴 8年/シングルファザー)

橋口さんは印刷機器メーカーでサラリーマンをしていました。

満員電車での通勤・決められた時間での勤務。

お給料の面では安定的でしたが満足のいくものではなく、自由度の少ない働き方に窮屈さもありました。

 橋口さんの「自分らしく」働く 
仕事の自由度

 中道さん ( 歴 5年/シングルマザー)

中道さんは以前から事務スタッフとして赤帽兵庫県に勤務していました。

高校生のお子さん2人を育てながら働いていますが、大学進学などこれからお金のかかる将来を見据えて、お子さんが中学生になった時に開業を決意。

これまでたくさんの赤帽ドライバーを見ていたので、仕事量を自分で選択できるという魅力を身近に感じていました。

 中道さんの「自分らしく」働く 
仕事量の調整がしやすい職場環境

 辻岡さん (歴4年/共働き)

辻岡さんの前職は不動産会社の事務。

旦那さんの仕事が不規則なことから家事や育児は辻岡さんが中心に行っています。週末はお子さんの野球チームの送迎もあるのでこれまでは「パート」しか選択肢がありませんでした。

子供には我慢せずいろんな経験をさせたいという想いから共働きを選んでいましたが、主婦ができるパートでは満足のいくお給料が得られなかったそう。

 辻岡さんの「自分らしく」働く 
母としての生活を確保できるかどうか

 長松さん (歴 2年/実家暮らし)

長松さんは自動車関係の生産管理部門で勤務。

前職は勤務時間が非常に長く仕事をきついと感じてしまうことが多かったという長松さん。

今は亡きお父様が赤帽ドライバーとして勤務しており、休日などは手伝いをすることもあったそうです。

自分で仕事量や時間をコントロールできることを知って転職を決意しお父様の赤帽トラックを引き継ぐこととなりました。

 長松さんの「自分らしく」働く 
メリハリのある仕事のリズムで働きたい

バラバラの境遇の4人からお話を伺いましたが、全員共通していたのは『ワークライフバランス』でした。

1日の仕事量ってどれくらい?ぶっちゃけハードなんじゃない?!

 橋口さん  専門:急送/単身引越し

月 配送・集荷
火 遠方配送
水 午後から貸切配送
木 配送、午後からお休み
金 配送
土 市内配送、引越し見積りなど事務作業
日 遠方引越し

移動エリア 市内、大阪、和歌山

橋口さん
基本的には神戸市内の仕事が多いです。法人のお客様が8割なのでいつでも平日の急送に対応できるよう引越しは土日限定で受けています。

 中道さん   専門:急送

月 配送
火 配送
水 配送・午後からお休み
木 事務処理・遠方引き取り
金 前日分の納品後、観光
土 帰宅次第お休み
日 お休み

移動エリア 市内、愛知、大分

中道さん
急送を専門にしているので、大手配送業者さんの集荷に間に合わなかったとか悪天候などトラブル時のピンチヒッターは夜から働くこともあります。いつでも出動できるよう日中に家事を済ませておくのがバランスを取るコツですね。

 辻岡さん   専門:ルート配送

月 定期便
火 定期便
水 定期便
木 定期便
金 お休み
土 お休み
日 配送

移動エリア 神戸市内のみ 

辻岡さん
私は週3~4日ペースで勤務しています。ルート配送は1週間分の仕事スケジュールが事前に決まるので、家事とのバランスもとりやすいです。夕方早めに終わったらすっかり母の姿に生まれ変わります。

 長松さん   専門:急送/単身引越し

月 配送・翌配送の集荷
火 遠方配送
水 お休み
木 夕方から急送
金 急送を終え帰宅
土 引越し、午後お休み
日 休み

移動エリア 市内・広島・宮城

長松さん
最初は車で宮城なんて考えられなかったですね(笑)さすがにそこまでの遠方が毎日のようにあるわけではないですが、1回にまとまった時間働いても以前のように苦に感じないのは、休みたいときはしっかり休める選択権が自分にあるからなんだと思います。
赤帽兵庫県で実現できる「自分らしい」働き方とは

ー仕事のやりがいについてー

このみ
仕事をしていく上でモチベーションを保つことって大切ですよね。赤帽ドライバーとして働く上でやりがいや楽しみになっていることってなんですか
中道さん
困っている時の赤帽なのでまずはめちゃめちゃ感謝されます。会社のように1案件に何日・何か月もかかるわけではなく、毎日タスクをクリアしていくイメージなので常に小さいゴールがあってそれがやりがいかな。あとはご当地名物や絶景を堪能するのも小さな楽しみの一つですね(笑)
長松さん
そうですね~。実は運転がめっちゃ好き!というタイプではなかったので遠方への運転はむしろ“不安”でした。でも、最短ルートや豪雪など悪天候時の迂回ルートなど周りの赤帽ドライバーさんが一緒に考えたりサポートしてくれるので、自分一人の会社だけどチームで取り組んでいるっていう心強さがやっぱり一番大きいです。

ーお給料についてー

このみ
個人事業主として働くことで自由度が上がることは感じましたが、その分収入の面では不安定になりますよね。実際に赤帽で働いて感じることはありますか?
中道さん
やっぱり波があるのは正直なところですね。良くも悪くも自分次第なので、時間と体力とお金のバランスを自分がどう考えるかだと思います。運転時間が長い日は体力勝負なところもありますが、私は今は稼いで娘たちが手を離れたら、その時の体力に見合った仕事量に減らしていきながら自分の時間を増やしていきたいと思っています。
橋口さん
例えば、大阪に荷物を届けた後、空っぽのトラックでそのまま帰るのはもったいないので、ぼくは出来るだけ逆ルートで配送できる仕事を探します。そのためには、広いエリアの顧客を持っておくことも必要でしょうし、大阪エリアのドライバーとも日頃から仕事の助け合いが出来ているとふっと仕事が飛んで来たりしてお互いにありがたかったりもします。

ー仕事の特別感ー

このみ
独立するって結構な勇気だと思います。独立を考えている人に赤帽で働く特別感を伝えるとするならば?
橋口さん
開業にかかる初期費用が車1台ということと、運転が出来れば始められるという手軽さですかね。店舗を開くとなると固定費もかかるし、いろいろ資格が必要だったりするじゃないですか?現実的ですけど、そこは結構大きいんじゃないかなと思います。
辻岡さん
子供の行事ごとに参加できることですね!働ける時間が限られているので、その中では収入面も満足しています。

当然のことですが「自分」は「自分ひとり」なので、自分らしさという言葉の意味は人の数だけ存在します。

そして、その「自分」も年齢やライフステージによって「らしさ」が変わっていくのかも。

給料など仕事のスペック面を優先する人もいれば、「好きを仕事にする」という仕事内容を優先する人も。

 赤帽兵庫県  の場合は、ワークライフバランスが自分と合っていると感じている人が多いようですね。

独立開業するとなると、収入の波や経営ノウハウなど不安要素は多いですし、何より自分ですべてやらなくてはいけないことに心細さもあります。

 赤帽兵庫県  のみなさんは、独立開業されているのにチームプレイで働いているという印象を受けました。

もし、自分の考える自分らしく働くに近いと感じたら一度、説明会などで詳しく話を聞いてみるのもいいかもしれませんね。

赤帽兵庫県軽自動車運送協同組合
【住所】兵庫県神戸市西区大津和3-3-10
【TEL】078-975-3200【FAX】078-975-3209
【Mail】info@hyogo.akabou.jp

◆関連リンク
赤帽兵庫県軽自動車運送協同組合 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

このみ

花や夕焼け空を眺める時間が好きです。

ライター一覧

コメントを残す

日本語が含まれないコメントは無視されます。コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は承認されません。