西区「ベルトコンベア跡トンネル」内に『データセンター』ができるみたい。「映画のロケ地」にもなった産業遺産


画像:神戸フィルムオフィス公式サイトより

条件付き入札で活用事業者を探していた、西区の「ベルトコンベア跡トンネル」の落札者が決定し、日本初の意外な活用法がなされるようです。


神戸市西区押部谷町木見


画像:神戸フィルムオフィス公式サイトより

かつて山を削ってできた土砂を海まで運ぶために、西区の山中から須磨までベルトコンベアを設置していた「ベルトコンベア跡トンネル」。

2005年9月にその役目を終えた後は、トンネルの巨大空間だけが残っていて、映画「デスノート Light up the NEW world」(2016)やNetflixドラマ「幽☆遊☆白書」(2023)などのロケ地として利用されたりしていました。

中の様子が気になる!という人は、過去に開催された見学ツアーのレポート記事がありますのでぜひチェックしてみてください。

神戸市は「トンネル部の環境を活用した事業」に使うを条件に、総延長約14.5キロメートルのうち「約3キロメートル」の貸付入札を行いました。

ちなみに、「賑わい・集客等の施設」は「安全管理上NG」でした。

落札したのは、三井不動産などのグループで、活用方法は「日本初」となる「地中型データセンター」。

約1万7000平方メートルのトンネル内にサーバーなどを収容したコンテナを並べるイメージで、将来的には最大受電容量 20 メガワット規模のデータセンターになることを目指しているとのこと。

年間を通じて 15℃~20℃に保たれているトンネルの「涼しさ」、高い「耐震性」、外部からの「接近が限定」されるといった特性が「データセンター」には合っているそうです。

海外では、すでに鉱山跡地や旧軍事施設などを活用する例もあるそうで、今回の事業化を足がかりに、日本各地の地中空間も活用していきたいと考えてるみたい。

生成AIなどが急速に普及し、高性能なサーバーを管理する「データセンター」の必要性が高まっていますが、「排熱」と「騒音」などを理由に建設用地の確保などが課題とされてます。

サーバーの冷却のため「大量の水」が必要となるのも懸念事項としてよく上がりますが、この施設では「地下水を循環利用する」そうです。

運用開始は「2027年末」を予定。10年~20年は、利用できる契約になるとのこと。

各地で起きている「データセンター」の建設地問題を解決する糸口になるのかも注目ですね。

◆関連リンク
・三井不動産株式会社 – 公式サイト
・神戸フィルムオフィス – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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