宅飲みにオススメ！神戸生まれのクラフトビールで乾杯を　　Feel KOBE

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などで酒類の提供が制限されることもある中、コロナ禍をきっかけに、オンライン飲み会など自宅で「宅飲み」をする機会が増えた人も多いのではないでしょうか。そんな人にオススメしたいのが、神戸生まれのクラフトビール。地元産の原材料を使うなど店主のこだわりが詰まったビールは、個性豊かで、さまざまな味を楽しめます。

そこで、今回は宅飲みのお供にぴったりな神戸で製造されているクラフトビールをご紹介。飲み口やビールと合う料理もお届けするので、ぜひ参考にしてみてください！

まず、ご紹介するのは阪神・阪急・神戸電鉄「新開地駅」から徒歩3分のところにある「神戸湊ビール醸造所」。もともとは他社の醸造設備を借りて ビール造りを行っていたそうですが、周囲から評判がよかったため、2015年からは自社の醸造所で本格的に製造を開始。ビール好きの店主が「何杯でも飲みたくなるビール」を追求して作ったこだわりのビールを販売しています。

そんな神戸湊ビールの定番商品は、地元神戸の水を使用して作った「ゴールデンエール」「ペールエール」「ホワイトエール」「ブラウンエール」の4種類。それに加えて期間限定で、2種類の限定ビールも製造されています。

一番人気の「ゴールデンエール」は程よい苦味があり、モルトの旨みをしっかりと感じられるのが特徴。あっさりとした飲み口で、どんな料理にも合いますが、やはり一番はソーセージなどの肉料理と一緒に食べるのがオススメです。

ホップの香りが強い「ペールエール」はアボカド料理と相性ぴったりとのこと。温度によっても味風味が異なり、ゆっくりと時間をかけて飲めば味の変化を楽しめます。また、スパイシーな味わいが舌に残る「ホワイトエール」は、独特の甘みも感じられる1本。ロースト麦芽の旨味がギュッと詰まった「ブラウンエール」など、いろいろなテイストがあるので、自分好みのビールを見つけてみてください。

また、神戸湊ビールの醸造所には飲食スペースも併設。こじんまりとした店内には、カウンター席やテーブル席があり、常時3種類の樽詰めビールが提供されています。そのほか醸造所見学や仕込体験、オリジナルビールの製造もできるので、興味がある方は、ぜひお店に問い合わせてみてくださいね。

参考：「神戸湊ビール」オンラインショップはこちら 〉

続いてご紹介する「IN THA DOOR BREWING」は、2015年にオープンした醸造所。地元神戸産にこだわり、ビール作りには日本の名水百選の一つである神戸の天然水「布引の水」を使用しています。この「布引の水」を使用してビールを作っているのはIN THA DOOR BREWINGだけと、プレミアム感もあるビールです。

中央区にある醸造所

そんなIN THA DOOR BREWINGでは定番5種に加え、期間限定で神戸の農家が栽培した食材とコラボレーションをして醸造したビールを月に1〜2種類ほど販売。年間を通して今しか味わえない限定ビールも楽しむことができます。

一番人気はホップの香りが強い「Session IPA」

「Session IPA」は、柑橘系のホップを使用した香り豊かなビール。どの料理にも合う優れものですが、広報担当者のオススメは味つけのりやブリの塩焼きなどの塩気のある料理。お鍋との相性もよく、冬場に飲むのもぴったりな1本です。

ビールが苦手という方にも人気の「二宮FunkAle」

クラフトビールにあまり馴染みがない方にオススメなのが、こちらの「二宮FunkAle」。苦味があまりなく、麦がもっている香ばしい味わいがクセになる一品。チリ・ビーンズや煮込みハンバーグなど、味の濃い料理と一緒に飲むとビールが進みます。

淡路島のなるとオレンジピールを使用した「Shiroinon（しろいのん）」はフルーティな味わいが特徴

からあげや枝豆との相性が抜群の「THA☆ALE（ザ エール）」は、香りが好みでハマる人も

上品でライトな味わいの「黒汁（くろじる）」のお供は、ケーキやクッキーなど甘いものが最適！

IN THA DOOR BREWINGのビールはオンラインショップのほか、ポートタワー北側にある醸造所、六甲アイランドにあるレストランでも購入可能。また、神戸市内で毎週土曜日に開催されている「FARMERS MARKET」にも出店しているので、「神戸のローカルフードとビールを味わいたい！」という方は、ぜひ足を運んでみてください。

参考：「IN THA DOOR BREWING」オンラインショップはこちら 〉

最後にご紹介するのは、1997年に創業した神戸市北区にある六甲ビール醸造所。「香り豊かであること」「最後の一滴まで楽しめること」「またふと飲みたくなること」をコンセプトに、地元六甲の名水や神戸産の山田錦を使用したビールを作っています。

そんな六甲ビールの新しい定番商品は、こちらの缶ビール4種です。2021年7月からは兵庫県内のセブンイレブンでSAISONが期間限定で販売を開始。ヴィッセル神戸や阪神タイガースとコラボをした期間限定ビールも製造されています。

マスカットやライチのようにフルーティな香りが特徴の「SAISON」

こちらの「SAISON」は、ごくごくと飲める飲みやすいビールでありながらモルトの旨みをしっかりと感じられるのがポイント。肉料理との相性が良く、バーベキューのお供にもぴったりのビールです。

「WHITE “DAIDAI” ALE」は神戸産の小麦を使用。あっさりとした飲み口でかぼちゃ料理に合う

神戸産の小麦を使用した「White Daidai Ale」は、かぼちゃなど甘みのある料理と合うビール。また、先ほど紹介した「SAISON」と共に、世界的なビールコンペティションの一つである「World Beer Awards」で国内最高賞を受賞しています。どれを買おうか迷ったときは、この2本から選んでみるのもオススメです。

ホップをふんだんに使用した「WEST COAST SESSION IPA」は華やかな香りと、しっかりした苦味が味わえる1本

豊かなアロマを味わえる「HAZY SESSION IPA」

そのほか、神戸の山田錦を使用した瓶ビール「ベイエール」はWorld Beer Awards 2020 アメリカンスタイルペールエール部門「JAPAN BRONZE」受賞。「神戸ならではのビールが飲んでみたい」という方は、こちらも合わせてチェックしてみてください。

六甲ビール醸造所第2工場のTaproom

六甲ビールは、有馬温泉を中心に神戸市内の観光地や百貨店、最近では兵庫県内のスーパーや酒販店などでも購入できます。また、有馬温泉から車で約10分のところにある六甲ビール醸造所第2工場のTaproomでは、その場でビールを飲むことも可能。現地へ足を運ぶ機会があれば飲み比べをして、気に入ったビールをお土産に買って帰ってはいかがでしょうか。

参考：「六甲ビール」オンラインショップはこちら 〉

レシピ通りの原材料を使い、同じ工程でビール作りをしても「作り手」によって出来上がるビールの味は変わるといいます。今回ご紹介した3つの醸造所のビールは、オンラインショップでも購入可能です。それぞれのビールを味わってみて、ぜひお気に入りのクラフトビールを探してみてください！

神戸公式観光サイト　Feel KOBE
神戸の観光スポットやイベント情報、コラム記事など「神戸旅がもっと楽しくなるコンテンツ」を発信しています。