フランシスコ・ザビエルが1622 年に列聖されてから400年を迎える今年、彼の「肖像画」が神戸市立博物館で公開されます。
重要文化財「聖フランシスコ・ザビエル像」公開
2022年3月29日(火)~5月8日(日)
神戸市立博物館
神戸市中央区京町24
教科書にも写真が掲載されている、神戸市立博物館所蔵の「聖フランシスコ・ザビエル像」。年に1度だけ実物作品を見ることができます。
イエズス会の影響下で西洋絵画の技法を学んだ日本人画家が描いたと考えられていて、ザビエルのみを描いた日本製の肖像画は他に現存例がなく貴重なんだそう。
本作品は、キリシタン大名・高山右近の旧領であった大阪府三嶋郡清溪村大字千提寺(せんだいじ・現在の茨木市)の旧家に伝えられてきたものです。
江戸時代のキリスト教禁教による弾圧をくぐりぬけ、1920年9月26日に発見されました。
神戸にもたらされたのは1935年。神戸の南蛮美術収集家・池長孟(いけながはじめ・1891~1955)が入手したことがきっかけでした。2000年には国の重要文化財に指定されています。
期間
2022年3月29日(火)~5月8日(日)
場所
神戸市立博物館 2階 コレクション展示室
開館時間
9:30~17:30
※金・土曜日は19:30まで
※入場はそれぞれ閉館30分前まで
休館日
月曜日 ※5月2日(月)は開館
入場料
一般 300円/大学生 150円/高校生以下 無料
誰もが教科書で見たことのある「聖フランシスコ・ザビエル像」の実物作品を見られるのは”年に1度”だけなので、興味のある人はぜひ。
2月5日~5月8日まで特別展「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」が開催されているので、あわせていかがでしょうか。
◆関連リンク
・神戸市立博物館 – 公式サイト
ゆう
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