劇場型アクアリウム「átoa(アトア)」で、今年誕生した『パルマワラビー』の赤ちゃんの愛称が、お客さんの多数決により『ウルル』に決定しました。こどもの日(5月5日)に合わせたイベントだそうです。
神戸市中央区新港町7-2
2月13日に生まれてから約2か月半が経ち、今では大人に混じって餌を食べるなど、すくすく成長しているパルマワラビーの赤ちゃん。
今回、名前を決めるにあたって、お客さんにも赤ちゃんの健やかな成長を見守ってほしいという想いから、来場のお客さんに命名に参加してもらうことになったそう。
事前に飼育員が選んだ候補名は「ウルル」と「ホタル」。
命名に参加したお客さんは、クイズや担当飼育員からのレクチャーでワラビーについての知識を深めた後、今回生まれた赤ちゃんにふさわしいと思う愛称を選択。
多数決によって、『ウルル』に決まりました。
愛称『ウルル』
愛称に込めた想い:パルマワラビーの名前の由来がオーストラリアのアボリジニ族がパルマと呼んでいたのが由来ということをしり、エアーズロックが思い浮かびました。そこからエアーズロックの別名が「ウルル」ということを知ったので、アトアで初めて産まれた子が、エアーズロックのように愛され大切にされる、大きな存在になってほしいと願いを込めました。
担当飼育員からのコメント
物怖じしない性格のようで、お母さん以外の大人ワラビーたちの横でリラックスした様子も見られます。大人の動きを真似したり、後を追ったり、展示室を元気に飛びまわったりと、まだまだ赤ちゃんらしい様子も観察できますが、最近は母乳とは別に、大人と同じエサも食べ始めました。身体もどんどん大きくなり、あっという間に大人と見分けがつかなくなってしまいそうです。赤ちゃんらしい姿をご覧にぜひお早めにお越しください!
赤ちゃん展示ゾーン
2階 ELEMENTS
観覧時間
10:00~21:00(最終入場20:00)
※動物の体調により展示を休止している場合があります
元気に成長する姿を、見守っていきたいですね。赤ちゃんらしい姿は今だけみたいなので、気になる人はお早めにぜひ。
◆関連リンク
・アトア átoa – 劇場型アクアリウム – 公式サイト
神戸ジャーナル 編集部
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