✔︎『神戸ダイアリー』はじめました。 地元ライターがお散歩中に見つけた「美味しい」「楽しい」などありのままの日々をつづります。『神戸ダイアリー』が、お出かけのきっかけになるかも。
『大陸風』は、JR元町駅の西口から歩いて1分くらいのところにある中華料理屋さんです。
平日でもお昼は外まで並んでいますが、そのお目当ては「ラーズー麺」。麺が見えないほど真っ赤なラーメンということで、気になるその味を試してきました。
Index
・スパイスの香りとインテリアで旅行気分
・東北・四川の本場の味を神戸で
・中国を感じるドリンクメニュー
スパイスの香りとインテリアで旅行気分
1階と2階とで席が選べますが、雰囲気が素敵だったので今回は2階席へ。
インテリアは「昔ながらの中国のデザイン」と「モダン」さを合わせたそうです。
特徴的な「透かし格子窓」は、中国の「茶芸館」を訪れたような雰囲気です。素敵だったので、席に着く前に思わずパシャリ。
東北・四川の本場の味を神戸で
ラーズー麺 980円
楽しみにしていた「ラーズー麺」が到着。噂通り、真っ赤で麺の姿が見当たりません。
写真では伝わりにくいのですが、表面がグツグツとして「マグマ」のようです。「唐辛子」特有の良い香りも!
いざ実食!どろんとした「唐辛子」とオイルの海を少し混ぜてから、細い「卵めん」をお箸で掴むと、赤い「唐辛子」に細めんが絡みつきながら登場。
恐る恐る口に入れてみると、辛さはほんのりピリ辛。むしろ辛さよりも、甘みを感じます。この甘みは、砂糖ではなく「唐辛子」やタレから来る自然な甘さと聞いて驚きました。
辛いのが苦手な人でも食べれる辛さです。(辛さを調節することもできるそうなので、注文の時にお店の方にお願いしてみてください。)
「にんにく」も入っていないので、これなら食べた後に用事がある人でも安心して食べられますね。
「ラーズー麺」に使用される唐辛子をお店の方に見せてもらいました。
「ラーズー麺専用」のブレンドされた「辛くない唐辛子」を使っていて、嗅いでみると馴染みのある「唐辛子」よりも少し華やかな香りがします。
ランチセット 950円(11:00~15:00/L.O14:30)
ランチセットはメインを選ぶことができたので、今日はAセットの「麻婆豆腐」に決定!
「香港ミルクティー」も追加でお願いします。
ほかにも「黒酢酢豚」がメインのセットや、週替わりのメニューなんかもあるみたい。
テーブルに届いた瞬間から、四川料理には欠かせない「花椒」の香りがスッと鼻に抜けて、食欲がそそられる!
たっぷりれんげですくって口に入れると、辛さは控えめで「花椒」のまさに花のような香りが口の中いっぱいに広がります。
「麻婆豆腐」は「花椒」だけでも4~5種類ブレンドしているようですよ。
中国を感じるドリンクメニュー
香港ミルクティー 480円
香港の「ミルクティー」は、日本の「ミルクティー」よりも濃く淹れるので、香りが高く若干の渋みもありますが、これを「練乳」でカバーして、濃厚さに変えています。
「練乳」だけでなく「牛乳」も使われているので、風味は「ロイヤルミルクティー」に近いです。
この「香港ミルクティー」は、ほんのりとした甘さであっさりとしているので、食事にも合います。
フルーツティー 630円
ランチを注文したら「フルーツティー」は630円から440円に割引になるとのことで、帰りに気になっていた「フルーツティー」もテイクアウトすることに。
「フルーツティー」には、りんごの角切り、オレンジ、パイナップル、レモン、竜眼(ロンガン)が入っていて、ベースのお茶は、中国の渋みがない「緑茶」がベースになっています。
ストローを刺して飲んでみると、底の部分はフルーツの甘みがぎゅっと詰まっていて、混ぜずに上の方も飲んでみると、さらりとした「緑茶」の風味を感じました。
中国では「百菜百味」という言葉があるそうです。
意味は「百の料理には百の味がある」なんですが、今日はたくさんの「中国スパイス」について聞いて食べることで、その言葉の意味を感じることができました。
【店舗名】大陸風 (タァルゥフォン)
【ジャンル】中華料理
【住所】神戸市中央区元町通3-12-23 MAP
【電話番号】078-331-1218
【営業時間】11:00~15:00(L.O14:30)17:00~21:00(L.O20:30)
【定休日】月曜日
【リンク】公式サイト / Instagram / Facebook
【駐車場】なし
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昔、「四香園」があった場所ですね?経営者も替わったのですか?