神戸市立王子動物園に隣接する神戸文学館で、パンダの企画展が開催されます。
物語の中のパンダ 神戸『タンタン』と“なかまたち”
2023年1月27日(金)~5月21日(日)
神戸文学館
神戸市灘区王子町3-1-2
童話や絵本など物語の中で個性的に描かれている“パンダたち”を紹介する企画展。
1972年、日中友好の証として中国からジャイアントパンダが来日して半世紀が過ぎました。その間、パンダ人気は衰えず、近年では2021年に東京・上野動物園で双子の誕生以来、さらに注目を集めています。
神戸文学館に隣接する神戸市立王子動物園で飼育中のジャイアントパンダ「タンタン」は、神戸のアイドルとして不動の地位を誇っています。
文学の世界でも絵本、童話、写真集、エッセイ、漫画、コミックにパンダは登場。特徴的なフォルム、ゆったりとした独特の動きが醸す愛らしさは、作家たちの創作意欲を刺激します。
今回、人気者のパンダを主人公にした絵本、童話を中心に展示。また神戸とのつながりを踏まえながらパンダ来日から半世紀を振り返ります。
日本パンダ保護協会をはじめ市立王子動物園や恩賜上野動物園、アドベンチャーワールドなどの協力を得てパンダの写真、生態などを分かりやすく紹介。
“パンダファン第一号”ともいえる黒柳徹子さん、人気絵本「パンダ銭湯」の作者「tupera tupera」からメッセージを寄稿いただくなど、見る者を和ませるパンダの魅力に多方面から迫ります。
展示内容
1. パンダをモチーフにした書籍約40点を展示。簡単な紹介と、実際に手に取って閲覧が可能です。
2. パンダ来日以来、半世紀を大型年表で振り返ります。とくに神戸とパンダの歴史は写真などで詳細に説明します。
3. 神戸で初めてパンダがやってきたポートピア‘81。「客寄せパンダ」の言葉が生まれるほど人気だった様子を当時の飼育担当者からの聞き取りなどで紹介します。
4. 日本パンダ保護協会の名誉会長黒柳徹子さん、人気絵本「パンダ銭湯」の作者「tupera tupera」がパンダへの思いをつづった寄稿文を展示します。
5. クイズ形式でパンダの生態を紹介するコーナー。
6. その他。
後援:神戸市立王子動物園
協力:日本パンダ保護協会/恩賜上野動物園/アドベンチャーワールド/福岡市動物園/池田動物園(岡山県)
開館時間・休館日
【開館時間】平日 10:00~18:00/土日祝日 9:00~17:00
【休館日】水曜日(休日の場合はその翌日)
入館無料で入れます。ほっこり楽しめるんじゃないでしょうか。
◆関連リンク
・神戸文学館 – 公式サイト
神戸ジャーナル 編集部
ライター一覧