日本最大級の総合美術展である日本美術展覧会「日展」が、今年は神戸の芸術都市・六甲アイランドで開催されます。「日展」が神戸にやってくるのは、実に54年ぶりのことです。
第9回日展神戸展
2023年2月18日(土)~3月26日(日)
神戸ゆかりの美術館・神戸ファッション美術館
神戸市東灘区向洋町中2-9-1
「日展」は、明治40年(1907年)に開催された第1回文展(文部省美術展覧会)にはじまり、帝展(帝国美術院美術展覧会)を経て、戦後、日本美術展覧会となった長い伝統を誇る総合美術展です。現在、日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の5つの部門からなり、例年秋に開催される東京展を皮切りに、国内主要都市で巡回展が開催されています。
「日展」神戸展では、全国を巡回する日本を代表する芸術家による基本作品と、兵庫・大阪・奈良・和歌山の地元作家の入選作品、総数534点(基本作品194点と地元作品340点)が一堂に展観されます。
日本を代表する日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5科の芸術家たちの最新作と、まさに今を生きる地元作家たちの入選作を一堂に鑑賞することができる、長い伝統を誇る美術展です。
会期等
2023年2月18日(土)~3月26日(日)
【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】毎週月曜日
入館料
一般1,200円(1,000円)/大学生・65歳以上600円(500円)
高校生以下は無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※割引制度をご利用の場合は、証明書類の提示が必要
※障がい者手帳 or スマートフォンアプリ「ミライロID」などの提示で無料
日展出品作家による作品解説会
【時間】各日14:00~(開場 13:30)
【定員】各50名(先着順)
【場所】神戸ファッション美術館4階第1セミナー室
※参加費無料。ただし、当日の観覧券が必要です。
日程 | 科名 | 解説者 |
---|---|---|
2月21日(火) | 洋画 | 小灘 一紀 氏 |
2月22日(水) | 書 | 岩永 栖邨 氏 |
2月24日(金) | 彫刻 | 九後 稔 氏 |
2月28日(火) | 工芸美術 | 田中 紀子 氏 喜多 浩介 氏 |
3月 1日(水) | 日本画 | 北斗 一守 氏 |
3月 2日(木) | 書 | 深瀬 裕之 氏 |
3月 3日(金) | 洋画 | 天野 富美男 氏 |
3月 8日(水) | 書 | 伊藤 一翔 氏 |
3月 9日(木) | 彫刻 | 磯尾 隆司 氏 |
3月10日(金) | 日本画 | 青木 秀明 氏 |
3月14日(火) | 工芸美術 | 上原 伊織 氏 小倉 敏江 氏 |
3月16日(木) | 日本画 | 大西 守博 氏 |
3月17日(金) | 洋画 | 武藤 初雄 氏 |
3月22日(水) | 彫刻 | 前芝 武史 氏 |
3月23日(木) | 工芸美術 | 友定 聖雄 氏 森 孝子 氏 |
主催
神戸市、公益社団法人日展、神戸新聞社
後援
サンテレビジョン、ラジオ関西、神戸市民文化振興財団
来館者に応募用紙が配られ、抽選で日展作家の作品がプレゼントされるそうです。
「日展」が神戸にやってくるのは54年ぶりなので、ぜひ見に行ってみてください。
◆関連リンク
・神戸ゆかりの美術館 – 神戸市
・神戸ファッション美術館 – 公式サイト
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