垂水駅前にできる『新・垂水図書館』の様子を見てきました。この位置から中の様子は見えませんが、仮囲いには「屋上で?本が読めるらしいで」など、新しい図書館の情報がいろいろと書かれてます。
神戸市垂水区神田町1
レバンテの上に上がって海側を向くとこんな感じ。バスロータリーの向こうにショベルカーが見え、土が山盛りになっているのが分かります。まだ基礎工事の真っ最中って感じですね。
臨時で設けられた駐輪場は、ぎっしり原付が停まっています。『新・垂水図書館』が完成したら、立体駐車場も設けられるのでスッキリ建物内に収まる予定です。
よりリアルなパースも公開されています。これは東側を向いたイメージ。裏側にはもともと「図書館」があったレバンテ2番館が見えています。
当初、公開されていたものからパースは、真っ白の壁×木造という印象でしたが、少しトーンを落とした外壁になっていて、街になじみやすく配慮されているのかも。
屋根付きの通路が直結になっているので、JR垂水駅 東口からだとほとんど濡れることなく、行き来出来そうです。
電車の中から見える『新・垂水図書館』のパースはこんな感じ。以前はこちら側にも2階へ上がる階段がありましたが、なくなってる?代わりに小さな屋根付きのスペースができてますが、もしかすると地下へ続く入口かも?
原付駐輪場は、地下1階に設けられる予定になっています。
ちなみに今現在、駅ホームからはまったく見えませんが、パースを見る限りホームからもしっかり見えるくらいの存在感になりそうです。
新旧で比較すると、蔵書数は8.2万冊→12万冊、面積は686㎡→2,200㎡、座席数も68席→300席とかなり規模が大きくなる予定。
完成は2025年7月頃の予定なので、ここから約2年間の完成までのプロセスも観察して行けたらと思います。
垂水駅周辺が整備されることは良いことだと思いますが、例えば垂水区民にとってはその内容が如何なものでしょうか。増加してくる区民のために駅前開発と称してはいるものの、図書館新設のため「駐車場」は無くなり、駅周りの違法駐車は増加。またかねてから区民が改革を願っている「垂水駅」の老朽化と、施設の貧弱性、短いホームなど、実際にはほぼ商業施設ありきの整備であって、垂水区民の希望とはかけ離れた「整備」ではないでしょうか。