神戸市の消防署で働いている消防士さんや救急隊員は24時間2交代制で働いています。毎日泊まり込みで働いていて、さらにいつ出動命令が発令されるかわからないので、外食って訳にもいきません。全国同じだと思いますが。
となると自炊しているんですが、その自炊メニューである神戸市消防局の「カレー」が『消防隊カレー』としてレトルトになって一般発売されているんです。少しアレンジしているそうです。実際の味としては神戸市消防局の消防学校の食堂のカレーがベースになっているようです。
防災広報の一環として、神戸の食品メーカー「エム・シーシー食品株式会社」と一緒に作ったそうで、日頃から防災意識を高めるって意味があり食からのアプローチになります。
○大丸神戸店・須磨店 (※1月17日入荷予定)
今後順次拡大していくそうですが、今回はダイエー三宮店で購入しました。
レトルトカレーのエリアに行くと、普通エリアと高級エリアみたいに分かれてたりすると思いますが、高級エリアのほうに陳列されてました。348円ですから結構いい値段です。
消防士さんのシルエットが描かれています。辛さは5段階の「3.5」。チョイカラです。
パッケージ裏面には「もしもの時のために、話し合っておこう!」と、安全な避難路や避難場所を把握しておくことや、家族で災害時の役割分担や連絡方法を決めておくことなどがアドバイスとして掲載されています。
- 神戸市消防学校の食堂で30年以上変わらぬレシピで隊員に愛されるカレーがベース。
- 具が大きくて食べごたえのある、消防学校食堂の味わいを再現。
- ローリングストックを意識して、日常でも御馳走として楽しめる保存食として、神戸市消防局の正式監修で開発。
- パッケージ裏面に防災について考えるキッカケとなる防災情報を掲載し、家族で話し合った結果を記入できるスペースを設けました。
中袋はこんな感じです。シンプルです。賞味期限の下に「ショウボウ」って書かれています。賞味期限は2年くらいです。
良い意味でレトルトらしくないんですが、具が結構大きいんです。
このジャガイモサイズです。レトルトでは、基本的には味重視でどうしても具のサイズは軽視されがちですが、これは違います。
写真の色合いで甘口カレーみたいに写ってますが中辛です。具が大きくて若干ピリッと感があってちょうど良いです。あと、食堂のカレーをベースにしているってこともあってコクがあって美味しいんです。
一度食べてみたください!
◆関連リンク
・「消防隊カレー」の発売について – エム・シーシー食品株式会社
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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