灘区に『おいもSWEET』ってお芋を使ったスイーツを販売しているお店ができていました。JR「六甲道」駅から少し南の2号線沿いです。
三宮方面(西)に行くと『ラーメン荘 歴史を刻め』があります。
山側に行くとJR「六甲道」駅があるほうです。
大阪方面(東)に行くと「兵庫県立御影中学校」や「兵庫県立御影中学校」があります。
遠くから見るとこんな感じ。インパクトのあるピンク色の外観なので、すぐにお店を見つけれます。このピンク色は、おそらくさつまいもカラーをイメージしているんだと思います。パンチきいてます。
お店の横壁面。壁自体が看板みたいになっちゃってます。
店前にある芋のイラストが描かれたベンチ。彼らはオーナーさんが作ったオリジナルキャラクターなんだそうで、「ハッピー家」という芋一家なんだそうな。名前もそれぞれあるそうで、左から
①オリモン②いも爺③マンマ④イーモ⑤いもっぴー⑥ポテトーサン⑦ギャルポテト⑧ポテ子 と、芋っぽい名前が付いているみたいです。
こちらは御影山手にある加工場。先ほど紹介したハッピー家の一家が工場を囲んでいます。
この工場の外観を見るだけでもオーナーがかなりの芋好きってのが伝わってきます。右側の大きな樽みたいなモノは、御影山手にあるマーケットの店長を勤める「種子島のジョージくん」。彼は「人間と自然が仲良くして、ともに栄えること」という大きな使命を持ってお店を見守っているんだそうです。
とにかく芋がとんでもなく好きだというユニークなオーナーの松本さん↓↓
1日のうち9割はお芋のことを考えているそうで、約20年前から自宅の畑でさつま芋を栽培し、お芋を美味しく食べれる研究をしてきたんだそうです。
松本さんの開発したスイーツなんですが、『おいもSWEET』って名前で、鹿児島県種子島特産の安納芋を使っています。安納芋を栽培するのは非常に難しいらしく、単位面積あたりの収穫量も少ない品種で、大変貴重なお芋なんです。
安納芋。さつまいもより見た目の色が若干茶色っぽく、値段も少しお高め。最近ではスーパーでも売られていますが以前はなかなか手に入らなかったそうです。
安納芋の特徴は、他のさつまいもと比べて甘く、しっとりとした食感なんだそうです。また、糖度の割にはカロリーは低く、焼いた後に冷やして食べても美味しく食べられるんだそうな。
オーナーの松本さんは数年前にこの安納芋と出会い、あまりの美味しさに衝撃を受けたらしく、ぜひこの芋を使ったスイーツを作りたいと思ったんだそうな。そして作るなら「自然の素材の恵みを100%活かしたヘルシーフーズ」を意識したそうで、無添加にこだわり、さらに地域ならではの「六甲おろし」の風を利用しているそうです。「六甲おろし」によって芋の甘さを凝縮してより美味しくするんだそうです。
今年2月には新型のスチームオーブンや生地を型に絞り入れる設備を導入したそうで、スイートポテトであれば、今までの10倍の1日1万個も作れるようになったんだとか。
芋の魅力を最大限引き出してるオーナーさんの作るスイーツが食べてみたいって人はぜひぜひ。
★店舗名 | おいもスイーツ六甲道店 |
★ジャンル | スイーツ |
★住所 | 神戸市灘区桜口町2-1-10 |
★電話番号 | 078-858-6008 |
★営業時間 | 11:00~20:30 |
★定休日 | 水曜日 |
★関連リンク | 公式サイト / 食べログ |
★駐車場 | なし |
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
ライター一覧