神戸市が、観光資源の六甲山・摩耶山の活性化のため、灘区市街地から摩耶山を結ぶ「まやビューライン」と、六甲山頂と有馬温泉間の「六甲有馬ロープウェー」を無料化する社会実験を行うようです。
現在の料金設定はこんな感じです。
まやビューライン
往復大人1540円、子ども770円
六甲有馬ロープウェー
往復大人1820円、子ども910円
今年から新たに祝日となる8月11日の「山の日」の周辺一週間程度を予定しているとのことです。
六甲山・摩耶山は、過去には避暑地としての活用が多かったのですが、バブル崩壊後はすっかり当時の活気はなくなっています。観光客の数は、ピークは1992年の年間837万人で、最近では200万人程度です。
さすがにバブル時の活気を目指すということではないと思いますが、観光資源の「山」として、現状は活かしきれていないということだと思われます。
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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