
昨年1月に埼玉県で発生した道路陥没事故を受けて、神戸市では市内の「下水道管」の重点調査を実施し、補修対策が必要な下水道管が合計「2.1km」分に上ることがわかりました。
昨年3月に国土交通省からの要請により、全国の自治体で下水道管の重点調査が実施されました。
対象は直径2m以上で、設置から30年以上がたっている下水道管。「腐食」「たるみ」「破損」の3つで診断し、劣化の進行度合いによってランク付けして「緊急度」として評価します。
神戸市は昨年2月、埼玉県の事故発生直後から独自に緊急点検などを実施し、道路陥没を引き起こすような異状が確認されなかったとしています。
このほど、特別重点調査の結果を発表。神戸市内における調査対象は63.3kmで、内訳は雨水管の割合が多いみたい。
(汚水管16.8km、雨水管44.8km、処理場等の流入管・放流管1.7km)
調査では、潜行目視や浮流式テレビカメラを使って管内を調査。飛行式ドローンや水中式ドローンといった新技術も積極的に活用したのだとか。
管内調査のあとに、地上から空洞探査車による路面下の空洞調査も実施されています。

管内調査の結果、対策が必要と判断したのは63.3kmのうち「2.1km」で、確認された異状はいずれも軽微で部分的なものだったんだそう。
道路陥没を引き起こすような異状は見つからず、空洞探査車による空洞調査(18.4km)でも、空洞が確認された箇所はなかったそうです。

緊急度ⅠとⅡについては、イメージ図も公開されていました。
緊急度Ⅰは「原則1年以内に、すみやかな対策を実施する」もの、Ⅱは「応急措置を実施したうえで、5年以内に対策を実施する」ものだそうです。
神戸市は今後の対応として、対策が必要な箇所は、補修や改築などの保全対策を進めていくとのこと。
老朽化対策として毎年計画的に行っている点検・調査を引き続き行い、保全に努めるとしています。
神戸市公式サイトには、下水道管のリニューアル事業について詳しく紹介したページもあるので、興味がある人はチェックしてみてください。
◆関連リンク
・下水道管のリニューアル事業 – 神戸市サイト






































あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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