「工場直売店」は超お得! 大正15年創業の老舗『昭栄堂製菓』のクッキー&パイをどっさりゲット。半額近いオフ率に

ライター:かな

みなさんは「工場直売店」って行ったことありますか?

今回、神戸の老舗菓子店のスイーツが超お得にゲットできると聞いて、垂水区にある『昭栄堂製菓』の工場直売店に行ってきました。


神戸市垂水区山手7-7-1


画像:公式サイトより

『昭栄堂製菓』は、大正15年創業の老舗企業。もともと煎餅職人だった創業者が、神戸の外国人居留地に住む西洋人から牛乳やバターを分けてもらって、煎餅づくりの知識と技術を活かしてクッキーを作ったのが始まりなんだそうです。

『昭栄堂製菓』の名前を知らない人でも、「神戸のクッキー」や「神戸のパイ」は目にしたことがあるのではないでしょうか。

現在も創業当初のレシピのイメージを守った素朴なお菓子を作り続けており、少し懐かしい味わいが楽しめるのが特徴です。

「工場直売店」は、『昭栄堂製菓』の本社に併設する形で営業しています。

各線垂水駅から少し東にある「福田川」沿いを山側に進んだ場所にあり、歩くと20分ほど。駐車場も2台分あり、垂水駅前からバスで近くまで行くこともできます。

テントの下には、クッキーやパイなどのお菓子がずらり。この直売所の雰囲気も、なんだかレトロな感じでワクワクします。

買い物カゴを取って、さっそく気になる商品を探していくことに。

まず目に飛び込んできたのは、見覚えのある『昭栄堂製菓』のオリジナル商品。クッキー・パイの詰め合わせが大小さまざま並んでいます。

気になるお値段は…?

ちょっといいスーパーなんかで見かけたことのある「神戸のパイ(9本入り)」は、チョコチップ・メープル・ココアの3種類が3本ずつ入ったアソート。

定価は400円超えですが、ここでは税込250円!ということで、割引率は42%オフぐらいです。

「訳アリ商品なのかな?」と思いきや、賞味期限も3か月近く確保されていて、普通にお店で販売されているものとまったく同じなんだそう。

卸売業者を通さずに自社の直売店で販売することで、この価格が実現しているそうです。

同じく、定価400円越えの「神戸のクッキー」も250円で手に入ります。

こちらは、ミルク・ショコラ・メープル・チョコチップ・バニラの5種類が楽しめるアソートです。

「割れクッキー、パイ」の詰め合わせは、300g入って税込300円。先ほど紹介した250円の「神戸のクッキー」は210g入りなので、それよりさらにお得になっています。

「割れ」といってもバキバキに割れているわけではなく、自分で食べる分にはまったく気にならないレベル。

パイは個包装されておらず、少し端が割れているところがあったりしますが、たっぷり入ってかなりお得感のある商品です。

「直売店限定商品」も発見。「アーモンドパイ(4本・税込200円)」「豆乳クッキー(税込200円)」の2種類は、他の店舗では販売されていないレア商品です。

小さめの袋入り商品は、職場などで配るのにもちょうどいいサイズ感。1袋100円で「5袋買うと1袋プレゼント」なので、500円で6袋買えちゃいます。

逆に大きめの箱入り商品もあったり、ちょっとしたギフト選びにも使えそうです。

お礼やご選別、誕生日のプレゼント用に、こんなシールも用意されているみたいなので、必要な人はレジでお願いしてみてください。

そのほか一部、賞味期限の関係で出荷できなくなった商品もあり、こちらの可愛らしい箱入りクッキーも200円と破格に。

撮影時から賞味期限まで、まだあと2か月以上もあったのに驚きです。

自社製品だけでなく、他社メーカーの商品も販売されています。

大阪・千葉・埼玉・広島など、全国のお菓子が並んでいて、どれもこのあたりではあまり見かけない商品ばかり。

オリジナル商品はもちろんお得ですが、スーパーなどでは買えないお菓子が手に入るという意味ではこちらも見逃せません!

いろんなお菓子が並ぶ店頭で、あれもこれもと目移りしてしまい、結局2袋分のお買い物に。

ショッパーは、かわいらしい公式キャラクター「クッキーちゃん」がどどんと入ったデザインです。社内では「くーたん」なんて呼ばれてるんだそう。

1袋目の中身はこんな感じ。クッキー&パイをどっさりゲットしました。これだけ買ってもぴったり1500円と、かなりお得感があります。

クッキーはフレーバーごとにそれぞれ形がちがって、お皿に出すと映えます。

少しかためで、しっかりとした歯ごたえのあるクッキー。創業当初のレシピを継承しているということで、昔ながらの素朴な味わいが楽しめるのが特徴です。

個包装になったパイは、11センチぐらいあって満足感のあるサイズ感です。

サクッとしたパイ生地に、ザクザク食感のザラメがたっぷり。ボリューミーなイメージのあるパイですが、比較的あっさりとした味わいになっています。

他社メーカーの商品も3種類ゲット。人気があるというカステラのほか、見たことのない珍しそうなお菓子もチョイスしてみました。

埼玉県の「由良之助製菓」が作る「小倉バウム」は、バウムクーヘンで羊羹を包んだ一口サイズのお菓子です。

キャンディっぽい形で包まれていて、可愛らしいビジュアル。包み紙のおかげで手も汚れないので、仕事や勉強の合間にちょっと摘まむのにもぴったり。

バウムクーヘン生地とあんこの和洋折衷なコラボレーションが楽しめます。

この「工場直売店」は20年近く前からスタートし、2年前のリニューアルオープン以降、全国の地方メーカーのお菓子も取り扱うようになったんだそう。

近くには「昭栄堂製菓」の手掛けるタルトとキッシュのお店「shoeido」もあり、季節のフルーツを使った華やかなタルトなどが販売されています。

そしてなんと、今度はJR垂水駅の方に、「昭栄堂製菓」の工場直売店&「shoeido」のタルト&カフェという3業態を兼ね備えた新店舗がオープン予定なんだとか。今年の12月ごろにオープンできるよう準備を進めているそうです。

新店舗のオープンを楽しみに待ちつつ、お得にお菓子が手に入る「工場直売店」へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

◆関連リンク
昭栄堂製菓株式会社 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

かな

観葉植物ペペロミアホープの日々の成長を見て癒されています。

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1 個のコメントコメントを残す
  • NoRiN

    コロナ前まで詰め放題あったんですかわ今は無くなって残念

    2024年8月25日7:01 PM 返信する