ポートタワー横「中突堤中央ビル」の南館が、解体工事が行われるみたい。少しずつ準備がはじまってる

「中突堤中央ビル」の南館の取り壊し工事が、始まるようです。すでにテナントの閉店や施設の制限が始まってます。


神戸市中央区波止場町5-4

ポートタワーのすぐ隣にある「中突堤中央ビル」は、数年前から建替えが検討されてきました。

神戸ウォーターフロントの再開発で、ポートタワー横の「中突堤中央ビル」の建て替えを検討へ。ビル内の様子を見てきた

2018年3月17日

今回、取り壊し工事が行われるのは、ポートタワーに近い方の「南館」のみで、「北館」に関しては対象外となってます。

「南館」1階の入口は、すでにカギがかかって入れない状態でした。

2021年秋に「SOUL DRIP COFFEE」というカフェがオープンしていましたが、今年9月末でココでの営業は終了したそうです。

南館2階にあるエレベーターは、11月に入って「建物解体のため」と理由が示され利用できないようになってます。

解体準備が進んでいくと、今まで通れた動線が利用できなくなっていきそうです。

取り壊し工事は、ビルにつながる「歩行者デッキ」も対象になってます。

工事中は、南館からメリケンパーク側へ渡ったところまでが、「仮囲い」で塞がれる計画。

元町方面から、国道2号線などの信号をスルーして来れる「歩行者デッキ」なので、工事が始まるとしばらく不便になりそうです。

ちなみに、工事予定区間の「歩行者デッキ」には、「ぶえのすあいれす丸」のベンチレーター(換気装置)があります。

「ぶえのすあいれす丸」は、戦争の犠牲となった移民船で、これはその名前を引き継いだ2代目のもの。1956年(昭和31)に三菱重工業・神戸造船所で作られ世界中を旅した船の一部です。

説明のプレートには「神戸海洋博物館」とありますから、工事がはじまると、どこかに移設されるのかもしれません。

2017年時点の構想図では、「中突堤中央ビル」の再整備は、「北館」も含めて建て替えるイメージで描かれていました。

2020年の市場調査でも「南館・北館一体的な開発が望ましい」という声が、上がっていたようです。

「北館」では、現在も「珈琲店」や「洋服店」などが営業しています。

最新の市の資料によると「中突堤中央ビル」などの再整備は、「おおむね5年」+αくらいのスケジュール感で行いたいようなので、今後「北館」についてどうなっていくのかも、注目したいと思います。

◆関連リンク
SOUL DRIP COFFEE – instagram

 

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カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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2 件のコメントコメントを残す
  • 匿名さん

    子供の頃から、ポートタワーも含めて慣れ親しんだ風景が、次々と変わってしまうのは正直寂しい。

    2022年11月8日2:37 AM 返信する
  • うくまる

    子供の頃,花火大会でポートタワー周辺に両親と行った記憶があります。当時からあった建物だと思われます❗建物老朽化の取り壊し?自身も年齢を重ねてるのだと実感させられます

    2022年11月7日7:57 AM 返信する