チームラボの『常設ミュージアム』が「京都駅」エリアに今秋オープン。京都市による活性化プロジェクトの一環で


チームラボ《Morphing Continuum》© チームラボ ※参考画像

チームラボによる新たな「常設ミュージアム」が、2025年秋、京都駅の近くにオープンします。


京都市「京都駅東南部エリア活性化方針」より

施設ができるのは、地図上で赤く塗られた「京都駅東南部エリア」。京都市は2015年から2029年3月までを目標に、このエリアの活性化プロジェクトを進めています。

京都市はこのエリアについて、京都の玄関口である「京都駅」に近く、京都芸大が移転する「京都駅東部エリア」にも隣接していることから、重要な地域と考えているみたい。

まちづくりには「文化芸術」という新たな視点を取り入れ、「若者」を中心とした新たな人の流れを生み出し、課題でもある人口減少や高齢化の進展に歯止めを掛けるねらいもあるようです。


チームラボ《Massless Amorphous Sculpture》© チームラボ ※参考画像

「チームラボ」は2001年から活動を開始した「アートコレクティブ(芸術家集団)」。アーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のスペシャリストから構成されています。

チームラボの作品は世界各国の有名美術館に収蔵され、東京をはじめとする国内外の都市には常設ミュージアムや展示があります。


チームラボ《Massless Amorphous Sculpture》© チームラボ ※参考画像

京都にオープンする施設の名称は「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」です。新たな作品や日本未公開作品も多く展示されるのだそう。

たとえば上の画像にある「Massless Amorphous Sculpture」は、浮遊する巨大な彫刻。この空間に人が入り込んでも塊は維持され、壊されても自ら修復するんだとか。人間の物理的な行為では動かすことのできない彫刻となっています。

ほかにもさまざまな作品が展示される予定です。公式サイトではさっそく複数の作品が紹介されてますよ。

新幹線も停まる京都駅から徒歩圏内にオープンする没入型ミュージアム。国内外を問わずたくさんの人が訪れるスポットになりそうです。

◆関連リンク
チームラボ バイオヴォルテックス 京都 | teamLab / チームラボ – 公式サイト

 

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やよい

「推し」のライブによく出没します。

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