阪急 御影駅の山側にあった美術館『豊雲記念館』の取り壊し工事が始まったみたい。1970年竣工の立派な建築物

ライター:かな

阪急 御影駅ちかくにあった美術館『豊雲記念館』の取り壊し工事が始まったようです。


神戸市東灘区住吉山手4-12-70

『豊雲記念館』があるのは、阪急 御影駅の北口からすぐの「深田池」を越えて山側に上がっていく斜面沿いです。

「深田池」の駅側から見ると、赤丸を付けたあたりで不自然に地面が露出し、工事用の重機が置かれているのが分かります。建物はそのさらに奥にあります。

『豊雲記念館』は、華道小原流の三世家元である小原豊雲の再現作品と、小原豊雲の美術コレクション約4,000点を所蔵・展示する美術館でしたが、2018年に閉館しています。

1970年に開設された「小原流芸術参考館」を1993年に改装した美術館だったそうで、透かし模様の入った外壁や曲線的なひさしが印象的。

外観だけでも存在感のある建物ですが、外壁を覆う蔦が時の経過を感じさせます。

現在は、エントランス前を覆っていた木がなくなり、更地になっています。建物自体はまだ形を残していますが、内部では解体工事が始まっているのかもしれません。

閉館してすでに5年以上が経過しているとはいえ、立派な建造物だったので取り壊しは残念ですね。

結構大きな敷地なので今後どう活用されていくのか気になります。

 

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かな

観葉植物ペペロミアホープの日々の成長を見て癒されています。

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