名谷駅すぐの場所に新設されている『北須磨支所』の移転日(予定)が2024年8月13日(火)に決まったみたいです。
神戸市須磨区中落合2-2-8
「北須磨支所』は、現在役所が入っている「名谷センタービル」のすぐ隣に建設中。
新たにおやこふらっとひろば名谷を設置し、ゆったりとした乳幼児健診等スペースを確保するなど「子育て支援機能」を強化するとともに、すべての人に優しく利便性の高い行政サービス拠点として、整備されています。
昨年8月頃にはまだ骨組みの状態でしたが、夏のオープンに向けていよいよ本格工事に差し掛かっています。
写真向かって左側が「北須磨支所ビル』、右側が「PATIO健康館」です。
昨年12月頃から「須磨パティオ」もリニューアル工事が始まっており布で覆われている状態ですが、通常通り営業しています。
工事が完了するのは「北須磨支所』の完成より一足早い今年6月頃の予定。
『北須磨支所』と「PATIO健康館」の間の通り道は撮影時点では通れるようになっていましたが、現在は健康館の軒下へ迂回するルートに。
健康館に接続する連絡橋を設置したり、敷地北側にある道路の補修工事が行われる関係で一部通れなくなっています。
工事期間は、2024年2月13日~7月31日です。
自然の潤いや温かみを感じられるデザインに
1階エントランス
施設内に新たに整備される機能の紹介とあわせて、完成イメージ図も公開されています。
屋内には兵庫県産等の木材を活用するとともに、支所全体を森に見立てて階ごとにデザインコンセプトを設け、落ち着いた柔らかな空間をイメージ。
子育て支援機能の充実
「おやこふらっとひろば名谷」を2階に設けます。
広く未就学児を対象に、親子で遊んだりくつろいだりできる屋内のひろばに。
ゆったりとした乳幼児健診等スペースの確保(3階)
これまで離れた場所にあった乳幼児健診等スペースを支所内に配置するとともに、ゆったりとした面積を確保し、子育て支援機能を強化します。
ベビーケアルーム(1階・4階)
おむつ替え、授乳ができるベビーケアルームをビル内に新たに2か所整備します。
情報発信・交流機能の充実
情報・交流サロン(2階)
コンシェルジュを配置し、動画やパンフレット等によって市政情報を発信するとともに、区民が気軽に立ち寄れるスペースを新たに整備します。
デジタルサイネージ(1階、2階、4~7階)
来庁者へのお知らせや市政情報、緊急時にはJアラートなどの防災情報も発信するデジタルサイネージを、1階総合案内、2階情報・交流サロン、4~7階の待合ロビーに新たに整備します。
区民サービスの充実
福祉総合窓口(4階)
コンシェルジュを配置してスムーズな案内を行うとともに、来庁者を案内した窓口ブースに、案件に応じて職員が入れ替わり対応する「福祉総合窓口」を導入します。
市税TV電話相談窓口(6階)
新長田合同庁舎(税務部)まで行かずに専門性の高い市税の相談や申告・減免等の手続きを行えるよう、新たにTV電話相談窓口を整備します。
来庁予約サービスの導入
窓口業務について、スマートフォンやパソコンから手軽に来庁日時が予約できるようにします。
来庁時刻順受付・案内の導入
複数の窓口にご用件がある場合でも、番号札をとるのは最初の窓口だけで来庁時刻順に受付・案内できるようにします。
ゆったりとしたカウンター配置など
ゆったりとしたカウンター、プライバシーに配慮したL字型のブース、個室相談室を配置し、安心して相談いただけます。
現在まさに工事中ですが、連絡通路が設けられることで「名谷センタービル、大丸」や「須磨パティオ健康館」へ2階から直接行き来できるように。
南側から見た現在の様子はこんな感じ。布で覆われているのが「北須磨支所ビル』で、写真右側に大きく写っているのが「名谷センタービル」です。
南側の完成イメージ図はこんな感じ。こちら側も出入りできるようになるイメージのようですが、駐車場が拡大する感じはなさそうです。
昨年「tete」などもできた名谷駅周辺は須磨パティオの全面リニューアルなど、引き続きパワーアップを続けています。
周辺には、以前駐車場があった場所に神戸市最大級の「分譲マンション」も新たに建設されていますし、これからさらに賑やかになっていきそうです。
このみ
花や夕焼け空を眺める時間が好きです。
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