阪神高速3号神戸線「京橋~摩耶」上下線が、約3週間、終日通行止めとなっています。床版取替等のリニューアル工事を行うそうです。
3号神戸線(京橋~摩耶)は、1968年(昭和43年)の供用から50年以上が経過し、コンクリート床版などの損傷が進展しています。また、2010年(平成22年)に実施した大規模な補修工事から10年以上が経過し、舗装や橋梁の継ぎ目に設置する伸縮継手(ジョイント)の損傷も顕在化している状況です。
特に、一部のコンクリート床版では、砂利化による断面減少(コンクリート床版の厚さが薄くなること)などの重大な損傷が進展していることから、表面から補修しても損傷が繰り返し発生する状況にあります。損傷がさらに進展すると、路面陥没などの致命的な損傷につながる恐れがあるため、サステナブルな社会を目指した抜本的な対策が必要となっています。
このため、19日間の終日通行止めにより、コンクリート床版(2箇所)の取替、鋼床版へのSFRC舗装、コンクリート床版への高性能床版防水、ジョイントレス化(伸縮継手(ジョイント)の削減)、舗装・伸縮継手(ジョイント)の補修などの工事を予定しています。
時期
2023年5月19日(金)4:00 ~ 6月7日(水)6:00(19日間)
区間
3号神戸線(京橋~摩耶)の上下線 約4.2km
出入口等
上り:京橋(東行)入口、生田川(東行)出入口、摩耶(東行)出口
下り:京橋(西行)出口、生田川(西行)出入口、摩耶(西行)入口
京橋PA(東行・西行)
いつも3号神戸線を利用する人はご確認を。
◆関連リンク
・阪神高速道路株式会社 ドライバーズサイト – 公式サイト
神戸ジャーナル 編集部
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