
画像:三菱地所の住まいリレーより
芦屋市にある日帰り温泉施設『芦屋市立あしや温泉』が、来年3月で廃止される方針となったそうです。
芦屋市呉川町14-11
阪神・淡路の翌月に開業

画像:芦屋市資料より
あしや温泉は、阪神・淡路大震災の発生翌月の1995年2月に、仮設浴場としてオープンしました。
報道によれば、元々は震災前年に源泉を掘り当て、1995年1月20日に起工式を予定していたものの、震災によって市内にあった3カ所の銭湯がすべて廃業したため、芦屋市は仮設で運営することを決めたのが始まりだったそうです。
地元住民がボランティアで浴場の清掃や受付を担当し、約4カ月でのべ「11万6000人」が利用したのだとか。

利用者数の推移
画像:芦屋市資料より
2010年には改築されて現在の鉄筋コンクリート造の建物になり、14年からは指定管理者による運営がスタート。
しかし新型コロナウイルスが流行したことで年間利用者数が9万人から6万人台に。
2025年の利用者数は「約8万5000人」に回復したものの、約1000万円の赤字となったそうです。
閉鎖後、源泉の活用事業も視野に

収支状況
画像:芦屋市資料より
開業から31年たち、ボイラーや空調、建物の老朽化も進んでいます。
赤字が続いているうえ、設備更新にも多額の費用がかかることから、芦屋市は来年3月で廃止する方針を決めたそうです。
市によれば、アンケートからの推計で実際に利用している市民は900人程度にとどまり、今後も大幅な増加は見込めないためなんだそう。
報道に対して担当者は「何とか生き残れる方策を検討したが、現状のままの運営は難しい」とコメントしています。
市は民間企業に「源泉を活用した事業」について調査してもらったそうで、複数の案が浮上したみたいです。廃止が正式に決まったら事業提案を公募する予定としています。
報道に対して担当者は「税金を使って掘り当てた源泉は市民の資産でもあり、公共性のある使い方をしてほしい」とコメント。多くの人を癒やした温泉が閉鎖されるのは寂しさがありますが、源泉を活かした事業につながると良いですね。
◆関連リンク
・芦屋市立あしや温泉 – 公式サイト









































あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
ライター一覧