1月17日に『神戸市シェイクアウト訓練』を実施


提供:効果的な防災訓練と防災啓発提唱会議

2024年1月17日、阪神・淡路大震災から29年を迎えます。震災の経験や教訓を継承していくとともに、市民一人ひとりが南海トラフ地震への備えに取り組めるよう、「市民防災の日」である1月17日に、神戸市シェイクアウト訓練が実施されます。

シェイクアウト訓練とは、その場で「3つの安全行動(まず低く、頭を守り、動かない)」をとる、どこでも誰でも気軽にできる訓練です。

実施日時
2024年1月17日(水)10:00~

実施方法
(1)1月17日(水)10:00に『ひょうご防災ネット』から、「訓練:地震発生」の情報発信を行います。
(2)市民一人ひとりが、情報発信に合わせて「3つの安全行動」をとります。
※訓練実施の際は、訓練用音源(日本シェイクアウト提唱会議HP「ダウンロード」)を活用していただきます。

なぜ「まず低く、頭を守り、動かない」なのか?
安全確保行動1-2-3「まず低く、頭を守り、動かない」を実施することがなぜ大切なのでしょう?いざという時にすばやく反応するためには頻繁に練習を積んでおくことが必要です。地震発生時、激しい揺れに襲われるまで、または何かが落下してくるまで、自分の身を守るためには数秒の猶予しかないかもしれません。いざという時に備えておくためには日頃の訓練が必要不可欠です。

あなたが室内にいる時に地震が発生したら、その場で安全確保行動1-2-3「まず低く、頭を守り、動かない」を実践しましょう。
・まず体勢を低くして地面に近づきましょう。(強いゆれであなたが倒れる前に!)
・固定されたデスクやテーブルの下に入り、頭を守りましょう、頭を守るものがない場合は、腕や荷物を使って、頭を守りましょう。
・そして揺れが止まるまで動かずじっとしていましょう。

揺れがおさまり屋外に出ても安全上問題ないと判断するまで室内に留まっておきましょう。わが国のビルの大半は、その場で留まっておいたほうが安全です。

もし、あなたが外出中に地震が発生したら、まず、ビル、木、電柱や電線から離れた場所を探し、そこで安全確保行動1-2-3「まず低く、頭を守り、動かない」を実践しましょう。揺れが止まるまでそこに留まりましょう。

あなたが運転中に地震が発生したら、周りに何もない場所に停車し、シートベルトを締めて地震が終わるまでそこで停止しましょう。

地震のゆれ自体でケガすることはめったにありません。地震による死傷例の大半は家屋の倒壊や、ガラスの破片や落下物が原因です。安全な場所へ避難しようと長距離を移動することによりケガする例がもっとも多く、避難の際の移動距離を最小限に留めることがとても重要です。

地震がくる前に一度周りを見渡してみてください。家、職場、学校などの屋内で、どこが安全な場所かを確認しましょう、そうすれば、いざ地震が発生した時に素早く行動に移せます。いざという時に素早く安全な場所へ移動するよう反応できることにより、命が救われるかもしれません。

ひょうご防災ネットは、兵庫県や県内の市町からの避難情報や地震・津波・気象警報などの防災に関する様々な情報を提供するサービスです。

その場でできる訓練ですので参加しましょう。

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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