神戸市、全職員が『生成AI』の本格運用を開始

神戸市が、生成AIの本格運用の開始を発表しました。

神戸市は、2023年6月から3ヶ月間、ChatGPTの試行利用を実施し、生成AIの業務活用について検証していましたが、本格利用の開始に向けた準備が完了したとしています。

本格利用開始日
2024年2月1日(木)~

利用者範囲
神戸市全職員

利用環境
・Microsoft社の「Copilot(コパイロット)」を利用
・試行利用における神戸市独自利用環境と同等の安全性を確保
・情報公開条例第10号各号に掲げる非公開情報(個人情報等)については利用禁止

活用する機能
本格利用時に活用する代表的な機能は以下のとおりです。
・文章生成、文章要約 ・アイデア出し ・Excel関数やプログラミングコードの生成 ・外国語翻訳 ・知りたい情報の検索※「Copilot」利用で新たに期待する機能
・画像の生成※「Copilot」利用で新たに可能となる機能

生成AIの適切に利用するための環境整備として、利用ガイドラインの見直し及び利用促進に向けた取り組みを行うそうです。

全職員が対象となっていますが、実際の業務での活用や生産性の向上などは限定的なものと見られます。今後、行政サービスの向上や人件費の削減などが期待されているところです。

 

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神戸ジャーナル 編集部

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1 個のコメントコメントを残す
  • kkk

    おもしろかったたった

    2024年2月2日3:15 PM 返信する