就航都市になっている青森・弘前市の「ねぷた」を神戸を題材にしたデザインで作ったものが、神戸市役所に飾られてます。
神戸市中央区加納町6-5-1
「神戸ねぷた」が飾られているのは、市役所1号館のフラワーロード側の自動ドアを入ってすぐのところ。ガラス張りなので、近づくと見えてくる感じです。
エレベーターホールの海側にどかんと置かれてます。その高さは「4m」。サイドには「神戸市」と大きく書かれてます。
8月1日、2日に青森で開催された「弘前ねぷたまつり」で実際に運行したものです。きっと弘前の人も、あら神戸から参加?ってなったんじゃないでしょうか。
神戸で活動する若手クリエイター5名が、現地でねぷた絵師から歴史や技法を学んで作った作品で、描かれているのは神戸にゆかりのある「平知盛(たいら の とももり)」。
平清盛の四男で「一ノ谷の戦い」でも奮戦した武将です。「壇ノ浦の合戦」で敗れ、全てを見届けた後「いかり」を抱えて海底へと沈んだ様子が歌舞伎や浄瑠璃などになっている人物。
裏面には、知盛の「いかり」や、市民の花「あじさい」などが描かれてます。
なかなか「ねぷた」をじっくり眺める機会もないと思いますので、細かいところまで描かれた作品を見つめてみてはいかがでしょうか。
開催期間
2024年8月9日(金)~9月9日(月)
平日9:00~22:00(土日祝日10:00)※最終日は18:00撤去予定
今年はハーバーランドで「弘前ねぷた」のイベントなども開かれましたし、今後、実際に明かりがともった姿を神戸でも見れる機会があるといいですね。
「とももり」ですね。
ご指摘ありがとうございます。修正しました。