運転免許『自主返納』の相談窓口が設置されてる

交通事故や死亡事故の件数については交通違反に対する厳罰化や車の性能の向上等により減少していますが、社会全体の高齢化率の上昇も伴って、高齢者が関係する事故の割合は増加傾向にあるそうです。

神戸市が、高齢者による事故を起こさない・事故が起こりにくい社会にする、家族間での話し合いの場を設けやすくする、市民が安心して暮らすことができるまちにすることを目的に、新たな施策を実施すると発表しました。

免許自主返納相談窓口を設置（新規）

「免許を返納すべきか」「勧めるほうがよいか」「免許返納してほしい家族への伝え方がわからない」などの相談窓口が設置されます。

【対象者】運転免許自主返納を考えているご本人やその家族
【受付】2023年５月１日から受付開始
【受付時間】平日 8:45～17:30　電話／メール／FAXで受付
【電話番号】078-322-5189
【FAX】078-322-6046
【メール】kourei_pass@office.city.kobe.lg.jp

高機能型ドライブレコーダー設置に係る補助を行います（新規）

「運転の観察・分析を行い、運転診断が行える（ご家族にも伝わる）」「危険運転警告を行うことができる」機能を有するドライブレコーダーで、事業に参画する損保会社の保険（特約）に加入した場合、一部費用が補助されます。

【運転対象者】満70歳以上の神戸市民
【申請者】対象者（満70歳以上の神戸市民）のご家族
【受付人数】500人
【補助額】最大約1万円（1年間の設置にかかる費用）
【受付期間】2023年6月（予定）※詳細は後日お知らせ

高齢者運転免許自主返納キャンペーンを12月末まで延長

運転免許自主返納者に対して5,000円のICOCAカードをプレゼントするキャンペーンについては、2023年12月28日まで延長して受け付けます。

交通手段の確保などとのバランスになりますが、特に車が必須でない人が家族にいる場合は、考えるキッカケにしてみてはいかがでしょうか。