「神戸市水の科学博物館」が今年9月末に閉館へ。新型コロナの影響受け、30年間の歴史に幕

兵庫区にある「神戸市水の科学博物館」が、今年9月末に閉館するようです。


神戸市兵庫区楠谷町37-1

体験型の展示が多く、建物の構造から、見学者間の距離の確保や換気が十分にできないため、新型コロナウイルス感染防止が難しいと判断したことが理由とのこと。

1989年に開館し、水や水道の仕組みについて学べる場所として、30年間営業を続けた「神戸市水の科学博物館」。1917年に作られた「奥平野浄水場旧急速ろ過場上屋」を保存活用した建物は、国の登録有形文化財にも登録されています。

コロナ禍では、屋外のみを開放するなどの感染対策を行った上で運営されていました。今後、同館の建物については、社会・経済情勢を踏まえつつ、民間事業者からのアイデアや意見も取り入れながら、有効活用を検討しているそうです。

校外学習などで、親しみがあった人も多いんじゃないでしょうか。歴史のあるルネッサンス風の建物が、これからどのように活用されていくのか気になります。

◆関連リンク
神戸市水の科学博物館 – 公式サイト

 

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ユカコ

気付いたら一人で六甲ケーブルに乗っていました。

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1 個のコメントコメントを残す
  • ねこ

    最近リニューアルしたとこなのに…

    2020年9月28日9:23 PM 返信する