兵庫県で「休業要請」の一部解除が決定。5月16日から百貨店・映画館などで営業が可能に

本日、兵庫県知事が記者会見を行い、事業者への「休業要請」を5月16日から一部解除することを発表しました。

百貨店やショッピングモールなどの商業施設、劇場や映画館、大学などで要請が解除され、全国でクラスターが発生したライブハウスやナイトクラブなどは、要請が継続されるようです。

また、居酒屋などの飲食店の営業時間を22時まで、酒類の提供時間を21時まで延長。飲食店に関わらず、徹底した感染防止対策が、要請解除の前提とされています。

「休業要請」が解除される施設

大阪や京都との整合性を図りながら、施設の使用制限などが一部緩和され、パチンコ店・ネットカフェなどは、一定の条件を満たしている場合に要請が解除されている模様です。

「休業要請」解除の基準は、下記の2つを満たした場合となっていて、休業の再要請は、新規感染者数が1週間平均で10人以上となった場合に実施されます。

(1)新規感染者数が1週間平均で1日5人以下
(2)県内71床の重症病床のうち空床が40床以上。

「休業要請」が継続される施設

他にも、イベント開催の自粛要請を踏まえた施設(集会場、公会堂、展示場、多目的ホール、文化会館)、大学などを除いた学校で、引き続き「休業要請」を実施。

兵庫県では「特定警戒都道府県」への指定が継続されたことを受け、引き続き外出自粛が呼びかけられています。

感染拡大防止を基本とした上で、ライブハウスなどクラスターが発生する可能性の高い施設については、引き続き休業を要請し、段階的に施設への休業要請を解除していくようです。

◆関連リンク
兵庫県 – 公式サイト

 

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ユカコ

気付いたら一人で六甲ケーブルに乗っていました。

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7 件のコメントコメントを残す
  • 匿名さん

    専門家会議なるものが(上から目線で)色々な見解を表明しているけれども、コロナウィルスは未知のウィルスである現時点で、本当の「コロナウィルスの専門家」はいないと思います。
    数年後にこのウィルスの正体がわかった時に、今の対策が正しいかったが間違っていたかがわかると思います。
    阪神大震災での家屋倒壊や、東日本大震災の時の津波被害をだれも予見できないのが、現代の科学の限界。
    やはり自分の身は自分で考えて自分で守ることしかないと感じています。

    2020年5月17日6:25 PM 返信する
  • かわぽん

    営業はしてよい。
    しかし、外出はするな。
    これは営業はしていいけど、お客様には出掛けるなと訴えているわけですね。
    それでも、出掛ける人は出掛けるから、その少数のお客様を取り合いしながら営業しなさいという無茶苦茶な指示ですよね。
    どうなんですかねこれって。

    2020年5月16日10:57 PM 返信する
  • 古田

    パチンコ店はきけんでは

    2020年5月16日1:26 PM 返信する
    • かわぽん

      この4ヶ月間のなかで全国のパチンコ店どこでも、クラスターの発生はただの1件も報告されていませんから、それなりの対策さえきちんとすれば問題はあまりないのではないでしょうか?

      2020年5月16日11:00 PM 返信する
  • 匿名さん

    とにかくクラスターを発生させないことが大切ですね。
    解除された業種も、まだ解除されていない業種も含めて、それぞれの自己の業種の特性(3密の度合い)などを考慮して、政府や自治体が少しでも網(対象)の大きさを狭めることのできるような対策を実施、提案することも早期解除の一案と考えます。

    2020年5月16日11:52 AM 返信する
  • 我慢も限界

    解くのは結構な事やけど、逆に解かれない業種が浮き彫りになるのも事実。それらのお店はそんなに悪い事してるのか?この「悪いイメージ」による“風評被害”の責任は、一体誰が取ってくれるんや?そこまで考えてないやろ。何が自粛や、ええ加減にせい。

    2020年5月16日1:06 AM 返信する
    • かわぽん

      全くその通りです。
      政府は今世紀最大の過ちを犯しました。

      2020年5月16日10:54 PM 返信する