食べログ百名店の常連!『とんかつ専門店』で「定食ランチ」をいただく。商店街で昭和を感じる寄り道も ~神戸・元町~

神戸・元町通りが誕生して、今年で150年。エリアには老舗のお店が何軒もあるのは有名ですが、今回は「昭和を感じる名店」に注目!

食べログ百名店に何度も選ばれている、人気の『とんかつ専門店』が、今年も選出されているとのことで、行ってみることに。食後は、神戸元町商店街をゆっくりと散策していきます。

本日、まち巡りをご一緒するのは、読者リポーター・れみちさんです!

昭和を感じる『とんかつ』の名店へ

商店街の表通りから、北へと続く路地に入ると、とんかつ太郎に到着!各線・元町駅西口からだと、徒歩6分ほどのところにあります。

赤色の軒先テントと、店名のレトロなフォントが目を引いていて、味わいがある外観です。

お店の入り口には、数々のスッテッカーが貼られていて、中でも食べログ百名店では常連で、2017年以降・4回の選出がされているんですって。

そして、神戸市からは「阪神・淡路大震災とコロナ禍を乗り越え、市民に愛され続ける飲食店」として、神戸名店百選に選ばれています。

人が1人ずつ通れるくらいのこじんまりした店内には、カウンター席が6つ。「昔ながら」の昭和レトロ感ある雰囲気で、使い込まれ、磨かれたカウンターが気持ちよく目に映ります。

創業は昭和62、63年ごろで36年以上、今の大将が引き継いで、25年くらい経つんだそう。

今日は、店内に1つあるテーブル席でいただくことに。6人掛けのテーブル席は、混み合う時間は相席になります。

この日は開店直後に待ち時間なく入店しましたが、11:30を過ぎるころには満席となり、外には待つ人が出始めて、その人気ぶりが伺えます。

メニューはこんな感じ。15:00までの「ランチ(とんかつ100g)/1,300円」がお手頃みたい。ロースカツの他に、脂少なめが良い人には「ヒレカツ定食/2,500円」も。

シーフード系の「えびフライ定食/3,200円」や、「活ほたて定食/2,800円」なんかもあります。「ごはん」と「キャベツ」は、追加料金で大盛りやおかわりをすることもできますよ。

今日は「とんかつ定食(とんかつ120g)/1,400円」を注文。「ごはん・赤だし・たくあん」、そして「山盛りの千切りキャベツ」が付いています。

千切りキャベツはふんわり系でなく、食感を残したやや粗め系で、食べ応えがありそう。

普段は「赤だし」の具は「しじみ」なんだそうですが、この日は仕入れの関係により「はまぐり」の提供です。常連さんには「しじみ」ファンも多いそうですが、「はまぐり」もうれしいですね。

それでは、揚げたてをいただきます。一口食べた瞬間、衣がサックサクで美味しい!柔らかいお肉の食感がたまらなく、ごはんを片手に、思わずがっついちゃいます。

とんかつソースは、お手製のごま味噌だれとブレンドソースの2種類があり、それぞれ単独でもミックスしても楽しめます。付け合わせのレモンやマスタード、岩塩などもあるので、いろいろな味変ができますよ。

ドレッシングも「サウザン・ゆずしょうゆ・ごま」、マヨネーズなどがたっぷりと用意されているので、山盛りキャベツもモリモリ食べられます。

キャベツでお口さっぱりといただきながら、衣や豚肉の旨みをじっくり楽しみます。

「とんかつ専門店で食べるとんかつは、やっぱりご馳走だな」と噛み締めながら、ランチタイムを満喫。次のお店へと向かいます。

昭和14年創業の「和菓子屋さん」へ

お腹いっぱいになり、つづいては、商店街を東へ徒歩7分ほど歩いて花見屋 神戸元町本店へ。

「あられ」や「せんべい」が名物の和菓子屋さんで、昭和14年創業、86年目を迎えた歴史あるお店です。

米菓は国産もち米が使用されいて、素材にこだわったお菓子は、約80種以上もあるんだとか。お茶受けのほか、「貝ひも」や「いわしせんべい」などのおつまみもあります。

今では珍しい「量り売り」があり、欲しい量を購入できるのも魅力。買いやすい小袋のセットや、贈答用の箱入りもあり、お土産やプレゼントに喜ばれそうです。

店内も昭和レトロな感じ。ちょっと懐かしい雰囲気のなかで、ゆっくりとお買い物が楽しめそうですよ。

昭和な雰囲気を味わったあとは、元町商店街を散策して、帰路につきます。懐かしいものを探しながら、ぶらりと歩いてみるのもおすすめですよ。

昭和と令和の「元町」の街並みの様子を比べた、ちょっとマニアックな記事はこちら。ご興味のある人は覗いてみてくださいね。

昭和・令和の『元町』ビフォーアフターを写真で比較!神戸の街並みはどう変わった?

2023年1月11日

今回は「昭和を感じる名店」に注目して、食べログ百名店の常連になっている「とんかつ専門店」や、昭和14年創業の和菓子屋さんに行ってみました。

市民に長く愛されているお店や街は、やっぱり魅力的ですね。いつもと違った視点で、ゆっくりと散策してみるのはいかがでしょうか。


【撮影協力】れみち
生粋の神戸っ子。転勤で神戸戻ってきてからより一層神戸の魅力を感じるようになりました。山と海にすぐ行ける神戸が大好き!月に一回は必ず旅行に行くほど、かなりの行動派です。

 

この記事を書いた人

しょうこ

好きなことは写真撮影、アート鑑賞、あとビールを飲むのが大好きです。

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