震災を知らない世代目線で発信する『震災30年市民フォーラム』が開催されるみたい。神戸出身の俳優 平祐奈らゲスト

震災30年市民フォーラム 「RE KOBE:震災を知らない私たちが未来へつなぐ」 阪神・淡路大震災 震災30年 フォーラム 平祐奈

2025年1月17日で「阪神・淡路大震災」から30年を迎えました。大きな節目となる今回、神戸の10代・20代が実行委員となり、震災の経験や教訓を若い世代の目線で伝える市民フォーラムが開催されます。

震災30年市民フォーラム
「RE KOBE:震災を知らない私たちが未来へつなぐ」

2025年3月8日(土)13:30~16:30
神戸朝日ホール


神戸市中央区浪花町59-1

今回の市民フォーラムでは、震災を経験していない神戸の10代・20代が実行委員となり、阪神・淡路大震災をきっかけに防災・減災活動に取り組んでいる神戸の人や団体に取材。その中で学んだことを未来へつなぐプログラムとして実施します。

神戸ゆかりのゲストを迎えた「トークプログラム」や「音楽演奏」も予定されています。

実行委員は神戸在住・在学・在勤の「高校生・大学生・社会人」13人

震災30年市民フォーラム 「RE KOBE:震災を知らない私たちが未来へつなぐ」 阪神・淡路大震災 震災30年 フォーラム 平祐奈

RE KOBE実行委員メンバーは13人。高校生2人、大学生10人、社会人1人という構成で、それぞれ神戸市内に在住・在学・在勤しています。

この活動に応募した理由やバックグラウンドはさまざま。被災地支援や防災・減災に関するボランティア活動をしているメンバーや、市外から就学し、この機会に震災について学び伝えたいというメンバーなど、それぞれの思いを持って活動を進めているんだそう。

フォーラム名の「RE KOBE」というのも実行委員メンバーが考えたタイトルで、「RE」はREMEMBER(覚えている)、REBORN(再生する)、RESTART(再び始める)、RESILIENCE(立ち直る力)、RETHINK(再び考える)、RECONSTRUCION(復興)、REAL(現実の)、REMAIN(残る)など、さまざまなことばにつながる「RE」を表しているのだとか。

震災30年市民フォーラム 「RE KOBE:震災を知らない私たちが未来へつなぐ」 阪神・淡路大震災 震災30年 フォーラム 平祐奈

メンバーらは、防災・減災活動に取り組む市民・団体などから、震災からの30年間で培ってきた知識や経験、災害への備えを取材。

今回のフォーラムでは司会・進行も務め、パネルディスカッションや対談などを行うそうです。

震災30年市民フォーラム 「RE KOBE:震災を知らない私たちが未来へつなぐ」 阪神・淡路大震災 震災30年 フォーラム 平祐奈

「阪神・淡路大震災」という出来事に対して、抱く思いは一人一人違います。

神戸のシビックプライド・メッセージ「BE KOBE」の思いものせて、震災を知らない世代がこれまでの30年を大切に見つめ直し、未来につなげていくために、誰もが気軽に参加できるフォーラムにするんだそうです。

トークゲストに神戸出身・平祐奈さん

震災30年市民フォーラム 「RE KOBE:震災を知らない私たちが未来へつなぐ」 阪神・淡路大震災 震災30年 フォーラム 平祐奈

トークゲストとして、神戸市生まれ・明石市育ちの俳優 平祐奈(たいら・ゆうな)さんが参加します。

2011年のデビューから現在まで、さまざまな作品に出演。最近では、2024年にNHK連続テレビ小説「おむすび」で、主人公・米田 結の同級生・湯上佳純役を演じた俳優さんです。

平祐奈
1998年11月12日、神戸市生まれ、明石市育ち。是枝裕和監督の映画『奇跡』(2011)でデビューし、子役から現在に至るまで『未成年だけどコドモじゃない』(2017)、映画『10万分の1』(2020)など数々の作品で主演を務めてきた。近年では映画『恋は光』(2022)や『からかい上手の高木さん』(2024)といった話題作に加えて、舞台『奇跡の人』(2022)に出演。NHK連続テレビ小説「おむすび」初の朝ドラ出演(2024)。2025年春、主演映画「ネムルバカ」公開予定。

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2024年12月23日

神戸発・防災音楽ユニット「Bloom Works」が音楽演奏

震災30年市民フォーラム 「RE KOBE:震災を知らない私たちが未来へつなぐ」 阪神・淡路大震災 震災30年 フォーラム 平祐奈

音楽ゲストでは、神戸発の防災音楽ユニット「Bloom Works(ブルームワークス)」が参加します。

ポップな歌詞にさりげなく防災のメッセージを織り交ぜ、心に響く音楽を発信しているそうで、ライブの最後を締めくくる合い言葉は「絶対にまた、笑顔で会いましょう!」なんだとか。

Bloom Works
日本のボイスパーカッション第一人者のKAZZ、シンガーソングライターの石田裕之による「神戸発・防災音楽ユニット」。ともに防災士、兵庫県立大学大学院 減災復興政策研究科。阪神・淡路大震災の経験、被災地支援の教訓から、ポップな歌詞にさりげなく防災のメッセージを織り交ぜ、ハートに響く音楽を発信。内閣府「HYOGO・KOBE 2022 ぼうさいこくたい」広報宣伝大使。2021年ワーナーミュージック・ジャパンよりメジャーデビュー。何が起きてもみんな無事でいてという想いを込めて、ライブの最後の合言葉は「絶対にまた、笑顔で会いましょう!」。

開催日時
2025年3月8日(土)13:30~16:30

場所
神戸朝日ホール

プログラム概要
・防災活動・災害ボランティアに取り組む若者たちによるパネルディスカッション
・震災からの復旧・復興に取り組んでこられた各方面の方々と実行委員との対談
・防災を気軽に始められる体験型の企画
・トークゲスト:平 祐奈(神戸市出身・俳優)
・音楽ゲスト:Bloom Works(神戸発・防災音楽ユニット)
※各プログラムの詳細は決まり次第発表

定員
先着 300人

参加費
無料

申し込み期間
2025年1月16日(木)~定員に達し次第終了

申し込み方法
おでかけKOBE


震災を知らない若い世代が彼らの目線で取材し、想いを交換する場の「フォーラム」として、パネルディスカッションや対談、体験型の企画などを通じて発信するそうです。震災を経験した人もそうでない人も、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。

◆関連リンク
震災30年市民フォーラム RE KOBE | おでかけKOBE – 公式サイト

 

この記事を書いた人

あさみ

「今年こそダイエット」が口癖です。

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