現代に残る近代化産業遺産『湊川隧道 一般公開』5/19 レンガ壁と御影石がおりなす幻想的な空間 ミニコンサートも

悠久の時を経て、現代に残る近代化産業遺産「湊川隧道」が一般公開されます。

湊川隧道 一般公開

2018年5月19日(土)13:00〜15:00 ※ミニコンサートは13:30~14:30
湊川隧道


神戸市兵庫区湊川町9-3-1

日本初の河川トンネルとして会下山を貫くトンネルは、レンガ壁と御影石が織りなす幻想的な空間です。一般公開ではミニコンサートも開催され、貴重な土木遺産を身近に感じる機会となっています。

湊川隧道
わが国最初の世界でも最大級の近代河川トンネルとして明治34年8月に完成しました。阪神淡路大震災の河川災害復旧助成事業により平成 12 年に新湊川トンネルが完成したことに伴い、湊川隧道は河川トンネルとしての役目を終えました。今は使われなくなった湊川隧道ですが内部に入ると凛とした風格のある芸術作品であることを実感できます。現在も当時の名残が息づいています。耳を澄ませばトンネルのメッセージが聞こえてきます。 (湊川隧道保存友の会)

ミニコンサート・アーティスト

鵞鳥クラブ(オカリナ)
私達がオカリナを始めたのは、神戸市シルバーカレッジ在学時に、銭太鼓でカナダへ慰問旅行に行った時になります。バンクーバー在留邦人のイベントで、銭太鼓の演技の合間に「ふるさと」を吹いたのですが、下手なオカリナにも拘らず涙を流して聞いている方がいたのです。オカリナの「土の音色」の魅力だと思いました。それ以来、オカリナを楽しみ、ボランティア演奏や演奏会出演などの活動を続けています。
今回、隧道コンサート出演の機会を頂きありがとうございます。久しぶりの隧道コンサートなので、これまで一緒に出演してもらった地域の子供さんたちもすっかり大きくなってしまい鵞鳥クラブ単独となりました。明治時代に造られた湊川隧道に鵞鳥クラブの「土の音」がどれくらいハーモニーできるようになったのかを楽しみにしています。
一緒に歌うコーナーでは「瀬戸の花嫁」などを観客の皆さんと一緒に歌います。皆さんも土の中の響きを感じて楽しんでもらえればと思います。

演奏曲
・ロングロングアゴ―
・故郷の人々
・追憶
・翼をください
・ホタルこい/ひらいたひらいた
・第三の男
・北の旅人  他

◆関連リンク
湊川隧道 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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