
JR西日本が新たな決済サービス『Wesmo!(ウェスモ)』を5月28日からスタートしました。

ブランドのコンセプトは、動きは価値になるという意味の「Moving is Value.」。
Wesmo!を通じて、日々の買い物や電車に乗って移動するなどの”動き”を活性化させて、人が動き、経済も動くといった価値があるものに変えていくんだそう。

アプリの画面イメージはこんな感じ。支払いのたびにキャラクターが元気に動き回り、支払う瞬間やポイント利用の際にも、スワイプやタップなどの操作を盛り込んで、アプリを動かす楽しさを演出しているそうです。
山崎 晴太郎
株式会社セイタロウデザイン代表 クリエイティブディレクター。ブランディングを中心に、グラフィック、WEB・空間・プロダクトなど領域を横断したデザイン、アートディレクションを手がける。グッドデザイン金賞をはじめ国内外の受賞歴多数。各種デザイン賞審査委員や有識者委員を歴任。主なプロジェクトに、東京2020オリンピック・パラリンピック表彰式、旧奈良監獄利活用基本構想、JR西日本、広瀬香美など。TVのコメンテーターとしても出演多数。著書に『余白思考』。
デザイナーの山崎晴太郎さんは、Wesmo!の利用によって「西日本で過ごす毎日がどこかワクワクするものに」と考えたんだそう。
Wesmo!は、JR西日本圏内の全てのエリア、全ての世代の人を対象に、コンセプトからUI/UX、コミュニケーションまでを一貫してデザインしています。極限までシンプルにしたUIと、身体性を重視したUX、そして何より楽しさを演出する体験価値。
単なる通貨価値の交換ツールではなく、新たな体験との出会いをうみ、まちとの関係性が変わる。目指したのはそんな、温度を持った決済サービスです。西日本で過ごす毎日がどこかワクワクするものになること。Wesmo!のみならず、WESTERサービス全体を通じて、そんな毎日が増えていけばいいなと思っています。

気になる対応スポットは、全国160万カ所以上に上ります。
JR西日本グループの主要施設のほか、「Smart Code」や「stera code」の加盟店、「BLUEタグ」設置店など。
JR西日本のネット予約サービス「e5489(イーゴヨヤク)」でも利用できるそうです。

Wesmo!リリースにあわせて、「WESTERアプリ/WESPOアプリ」もアップデートを予定しているそうです。
会員バーコードの表示画面に新たに「Wesmo!で支払う」が追加されて、WESTERポイントが貯まる施設では、ポイントを貯めたあと、スムーズにWesmo!で支払えるようになるんだとか。
具体的な利用開始日は、それぞれのアプリから案内するそうです。

リリースを記念した「キャンペーン」も開催されます。
まずは「WESTERアプリ」の「おトクにGO!」からエントリーし、次にアプリ内の指定の動画を視聴。その後Wesmo!にチャージすると、WESTERポイント100ポイントが後日付与されます。
加盟店でWesmo!を使って5回決済すると、決済1回あたり税込500円以上につき、決済直後に1スタンプを付与。このスタンプが5個貯まると、WESTERポイント100ポイントが後日もらえる仕組みです。
【キャンペーン開催期間】2025年6月16日(月)~6月30日(月)
サービス提供開始日
2025年5月28日(水)
アプリダウンロード方法
iOS/Android端末
※動作環境 iPhone:iOS16以上(IOS18 以下)、Android:OS 10以上(OS15以下)
※5月28日から各アプリストアで入手できます
ちょっと先になりますが、サービス開始後もさまざまな機能拡張を予定しているみたい。2026年度中の目標で「ICOCAへのチャージ機能」や、厚労相の指定を受け次第「デジタル給与の受け取り機能」を搭載するそうですよ。
◆関連リンク
・Wesmo!サービス紹介サイト:WESTERポータル – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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